海上の森を守る会通信NO.47より

「加藤徳太郎さんが追及する瀬戸市・行政の実態」 03329日、文責・大薮

◎市議会の中の徳太郎さん

「海上の森を守る会」代表の加藤徳太郎さんは、瀬戸市の議員を2期勤めています。瀬戸市の万博に関連する方針を知るため何度か議会の傍聴を続けるうちに、この地域には万博の諸問題のみならず産廃処理場の拡張問題、公共事業を巡る談合疑惑、デジタルタワー区域に埋め戻された土の放射能疑惑、駅前のハコ物再開発の危険性など、あるわあるわ。

このことは、市の行政当局が市民の暮らしよりも古い「利権政治」の上にあぐらをかいて、市民への説明責任や市民合意に消極的であることとつながっていると思われます。徳太郎さんは市議会の一般質聞の中で行政当局を追及します。一般的な質問から具体的な質間へ、そして員体的な指摘へ。迎えうつ役人達は、およそ市民の代表に対応する誠実な答弁などはどこにも見当たりません。「役人の天下」にタテ突く者への見せしめのごとく、市長など答弁を要求されてもダンマリを決めこみ、担当者達が小さな声と早口で、ただ木で鼻をくくったような答弁を繰り返します。徳太郎さんが周到な調査と鋭い論理と底抜けの忍耐力で追及する姿は、良質なドラマを見るおもむきがあります。

今回、傍聴メモと速記録で場面構成をして瀬戸市議会の実態を報告します。

 

@準絶滅危惧種・ムササビ保護と瀬戸市02.12.3>

《加藤徳太郎》国際博覧会事務局が当蒔の愛知万博計画を厳しく批判したように、万博事業では自然環境と住民合意の形成に向けての配慮が常に求められています。このことを前提に、新たにムササビの営巣が万博会場予定地に確認されましたが、瀬戸市における保護すべき動物として積極的こ万博協会、あるいは愛知県に要望すべきではないか。ムササビの営巣に影響のない会場計画に変更するよう、対応策を総合的かつ積極的に要望すべきではないか。

《答弁》今年5月に回答した市長意見におきまして、適切な配慮と対応を求めています。協会からもモニタりング調査を進め著しい影響がある場合は適切な対策を講じていく、という見解が示されています。

《加藤徳太郎》それで、その上でどうするかということです。アセスの評価書はそこにはムササビはいないんだ、目撃情報がないんだという。ところが会場内で1ヶ所、またもう1ケ所確認された、あるいは全域がムササビの活動域になっている可能性がある。市長意見で適切な配慮を求めた瀬戸市であるわけですので、この対応をどうするのか問われているのです。

《答弁》そのためにもモニタリング調査を進めるものでございます。

《加藤徳太郎》モニタリング調査をして見付かっていないということなんですよ。調査のやり方はズサンで百年まっても見付かりませんよ。ムササビの生態に会わせた調査を求めること、このことが瀬戸市がムササビ保護に取り組むことであり、市長意見の求めた内容ではないでしょうか。

《答弁》モニタリングについて、より適正に実施されるよう再度協会に伝えたい。

 

 ●海上の森を守る会「海上の森通信」より