かとう徳太郎 2006年6月議会一般質問
 
 6月議会の一般質問は、12人中8番目となり、一般質問1日目の
6月7日(水)午後2時半過ぎくらいから
の質問になると思われます。傍聴をよろしくお願い申し上げます!
 
*進行状況によって開始時刻に変動があります。詳しくは議会事務局にお問い合わせく
ださい。
 瀬戸市議会事務局  電話 0561-88-2740  FAX 0561-84-0047
 
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<質問内容>

1.市発注工事に関する談合事件について
 
(1) 市が発注した工事に関する談合事件で、瀬戸建設業協会会長・副会長が逮捕され
たが、このことに関し市はどのように考えているのか伺う。
 
(2) 平成18年3月定例会で総務部長は、「落札率高止まりは受注工事業者側の経済状況
が反映したもの」と発言しているが、その後の見解は変わっていないのか。また、現
時点においても「談合によるもの」という認識はないのか伺う。
 
(3)市は、業者に対し、 談合により不当につり上げられた金額について損害賠償を求
める考えはないのか。「24件の郵便入札がすべて談合」と報道されているが、市は、
談合によってつり上げられた金額はどのくらいになると計算しているのか。談合等に
よる不正行為があったと認められた場合、その入札・工事請負契約はどのようになる
と契約書等でうたわれているのか。また、この場合、市はどのように対応するのか伺
う。

(4) 「談合に協力しなければ、今後、瀬戸市の仕事は回さない」と森山会長らは圧力
をかけたといわれるが、市はこのような依頼を受けたり約束をしていたのか。
 市の発注の工事において、なぜ、建設業協会の会長がこのような発言ができるのか。
入札工事に参加できなくするような合意を、市と建設業協会でしていたのではないか
とも受け止められるが、依頼があったり約束をしていたのか。また、市としても依頼
を受けて何らかの取り決めをしていたのではないか、伺いたい。新聞報道によれば、
市は、建設業協会会長らから入札制度についての要望を受けていたとされているが、
それはいつ頃何回受けたのか。また、その時、業者以外の同席はあったのか。さらに、
入札・発注工事に関して、市議会議員、県議会議員及び国会議員から依頼や要望を受
けたことはあるのか。市長は、建設業協会主催の会議等に出席したことはあるのか、
またそのような場合、どのような依頼・要望を受けたのか伺う。
 
(5) 談合防止策について市はどのように取り組むのか。
 入札適正化法、独占禁止法、官製談合防止法等に基づき、入札監視委員会の設置、
落札率95%以上高値落札工事への再調査等、市は今後どのように具体的な談合防止策を
構築していくのか伺う。
 
2.フェロシルトの早期全面撤去にどう取り組むのか
 
(1) 瀬戸市内のフェロシルト撤去状況はどのようになっているのか。
 撤去が完了した箇所も含めて、フェロシルトが埋められていたとされる市内4箇所の
現状はどのようになっているのか伺う。
 
(2) 品野・北丘地区フェロシルトが期間内に撤去されなかったことについて、市はど
のように受け止めているのか。
 本年5月にも、蛇ヶ洞川で赤い水が出たということを市は把握しているのか。また、
水田等への影響について、住民は不安を抱いているが、フェロシルトによる被害が出
た場合、市はどのような対応をするものと考えているのか伺う。
 
(3) 幡山・幡中地区フェロシルト撤去に関し、石原産業が、撤去命令の取り消しを求
めて愛知県を提訴したが、市はこれをどのように受け止めているのか伺う。
 
(4) 幡山・幡中地区に日本最大規模のフェロシルトが搬入されたのは、砂防法に違反
した土砂採取が行われたためではないか。
 幡山・幡中地区では、フェロシルトが混入した土砂が百万トン以上あるといわれて
いるが、それが可能になったのは、当初の砂防地内工事申請と異なった土砂採取・埋
め戻しが行われたためではないかと考えるが、当初の土砂採取計画はどのようなもの
であったのか。また、石原産業が行い検討会に提出されたボーリング調査結果図面と
比較してどのような相違があるのか伺う。
 
(5) 市所有地に埋められているフェロシルトは、土壌汚染防止法に基づき、市は、前
地権者の「名鉄」に撤去を求めるべきと考えるが市の見解を伺う。
 
(6) 幡中地区フェロシルト撤去方法等検討会について。

 「幡中地区フェロシルト撤去方法等検討会」を市は設置しているが、どのような経
過と経緯で設置したのか。また、検討方法について市主催で検討するのはなぜか伺う。
さらに、検討会開催に係る費用は1回につきどのくらいか(謝礼、交通費、手当等各々)
についても伺う。
 
(7) 5月23日の記者会見で、「フェロシルトを、市内の安定型処分場で処分してもやむ
を得ない」旨の市長の発言があったが、安定型処分場で処分できる根拠は何なのか伺
う。
 
(8) 市長は、石原産業に対し、製造者の責任を問い、フェロシルトの自社工場への撤
去をなぜ求めないのか伺う。

3.公正で透明性ある市政推進を図るために瀬戸市附属の委員会、協議会は運営されて
いるのか。

 
(1) 「瀬戸市附属機関等の設置及び運営に関する指針」が、昨年2005年4月1日より施
行されたがどのように実施されているのか伺いたい。

 附属機関の設置及び運営に関し、以下の点についてその実情を伺う。

1.現在の附属機関の数と委員の総数
2.設置期限が明示されている附属機関の数
3.任期が3期を超えている委員の人数と附属機関の数
4.委員の公募を行っている附属機関の数と公募委員の数
5.会議を公開している附属機関の数
6.会議資料を事前配布している附属機関の数とその配布期日
7.会議記録の作成時期とそれを公表している附属機関の数
8.重複して選任されている委員の数と重複委員がいる附属機関の数、またその内訳
 
(2) 「幡中地区フェロシルト撤去方法等検討会」がこの運営指針に基づき設置・運営
されているのか、以下の点について伺う。

1.設置期限の明示について
2.委員の公募
3.会議の公開
4.資料の事前配布
5.会議記録の作成と公表
6.設置にあたっての行政課長への報告

 
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