(財)2005年日本国際博覧会協会 様              2004年2月17日
愛知県知事 神田真秋 様
瀬戸市長 増岡錦也 様

                           上之山町3丁目町内会会長 田中 良二
            上之山町3丁目町内会ゴンドラ(環境)対策委員会委員長 岡田 みどり

                    要望書

去る2月14日(土)朝9時頃より1時間30分ほどの間 当上之山町3丁目の上水道が全く停止したのは 財団法人二千五年日本国際博覧会協会(以下協会)の瀬戸地区(通称)「百年住宅」での作業の結果ということは関係諸氏はお認いただけると思います。全く通告もない突然の断水のためライフラインの一つを奪われた当町住民は 「朝食をとる 洗濯をする トイレにゆく」等の人間として最低の行動も出来ませんでした。又 この作業は当市役所にも無通告とのことですが悪気はお持ちでなかったにしても かなり「ずさん」な作業工程ではありませんか。この万博二会場の間には 「人間が住む町」があるということを周知徹底し 再発防止を肝に銘じていただくと共に下記の要望をいたします。

一、協会はこのような作業(特にライフライン関係)をご予定の時は、ご面倒でも関係の行政機関 及び最寄りの自治会にあらかじめご連絡をお願いしたい。出来ましたら二週間前ぐらいにはお願いします。万博の二会場の間には「人間の住む町」がございます。

二、土曜日の朝の作業(特に騒音、振動を伴うもの)はおやめいただきたい。当町住民の自宅での「くつろぎ」を奪わないでいただきたいのです。
万博二会場の間には「人間の住む町」がこざいます。

三、今回の「事故」は協会関係者に 万博二会場の間に「人間の住む町」があるという認識がない、もしくは希薄であるためにおこったと思われます。そのような考えは納得出来ませんし そのような考えの上にたって計画された「ゴンドラ施設」についても納得出来ません。ゴンドラについての「第四回目住民説明会」を早急に当町で行うことを要望いたします。

尚、回答は書面にて三月十二日までにお願いします。