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雇用を38%創出
NYのITビジネス
 ニューヨークのシリコン・アレーには96年、約700社の企業が誕生し、新たに1万8千人の雇用が創出された。
 1年後のニューヨーク市及び近郊には、IT企業が4,881社に達した。
 当時ニューヨークはオフィスの空室率が30%。市はIT特区を設けて、ビル再開発10数箇所と賃料60%ダウンにより、関連企業の集積に努めた。
 その結果、アレーはシリコン・バレーで生まれた技術の上に、コンテンツをビジネスにした企業群の集積地となった。
全米で880万人
企業勤務の在宅勤務者
 オフィス・スペースの削減や高度情報技術の低価格化、就労者の意識変化等により、企業に勤める在宅勤務者が、全米で880万人(94年)に上っている。
 在宅勤務の導入で、IBMでは95年だけで80億ドルの不動産経費が削減。
 他方、勤務者側でも通勤負担の軽減、時間等の自由裁量の幅が広がり、好評のようだ。
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