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D | MD00354 神か悪魔か | 2005/02/27(Sun) |
はいどーもちんたさんでございます。 さて先週のお話なんですが、困ったことにどうにも仕事が手に着かない。一応作業は前倒しでやってたんで大した支障は出なかったものの、席についてふと気がついたら時計の長針が三回転なんてざらでした。 これには原因がふたつあります。 まずひとつは、先の日記に書いてあります通り、はづきちゃんがいつ届くかいつ届くかと心待ちにしていたからです。だってあれですよ、これまで二次元の世界でしか会えなかったはづきちゃんが、こちらの世界に進出してくるんだもん、仕事なんてやってる場合じゃないっての。もうね、すぐにでも仕事ほっぽり出して自室で全裸になって床に寝ころんでいきり立っt まあそれは解決済みなんでおいときましょう。 問題なのは、もうひとつの方です。 現在うちのテレビの上にはガオゴッド様が鎮座しておるのですが、このガオゴッド様が夜毎わけの解らぬことをささやきかけてくるのです。 曰く、「今年は爬虫類っ娘がクるぜ」 なんせ相手は神ですから、徒おろそかにはできないわけでして、どうにか宥めすかして黙ってもらうようにしているのですが、もう限界にきてます。ここはひとつはっきりと話をつけてやろうじゃありませんか。 ち「あの、ガオゴッド様……」 ガ「爬虫類ッ爬虫類ははqsうぇdrtyふじこgkw」 ち「落ち着け」 ガ「…ああ、何用か」 ち「あのですね、今日はちょっとお話がありまして」 ガ「何?」 ち「私も仕事とかありますんでね、その、もう少し静かにしてもらえませんでしょうか」 ガ「それは貴様がわたしの話を聞こうとせんからじゃないのか?」 ち「いや、だって、ねえ」 ガ「だから今年は爬虫類っ娘がクるんだってばよ」 ち「それはもう何度も聞きました。けど、どうにもクるようには思えんのですよ」 ガ「何言ってんの。あれだよ、おっぱいとか必要ないからみんなつるぺたなんだぜ」 ち「はあ」 ガ「ほんで変温動物だから肌とか冷たいの」 ち「はあ」 ガ「鱗とかついてるし」 ち「……」 ガ「あとあれだ、卵産んじゃうんだぜオイ!」 ち「あの、ちょっといいですか」 ガ「なによ?」 ち「どう聞いてもそれ、マイナス要素としか思えないんですが」 ガ「なんだと?」 ち「いやまあ、一応がんばって描いてはみましたけど(●)、ちょっと、ねえ」 ガ「うわ」 ち「なんすか?」 ガ「臭っ」 ち「なんやオイ感じ悪いな」 ガ「ったく、お前はこれだからダメなんだよ。あれだ、『萌え』ってのはなにか、表層的な記号のみを追いかけるものだってのか?」 ち「…!」 ガ「いいか、本当の『萌え』ってのは、そのキャラの特性と他者との関係性を以て成るものなんだ」 ち「そうか、そうだった…。俺としたことが、なんと…」 ガ「やっと理解したか?」 ち「つまり、こうですか? わかりません!」 ガ「まあ概ねそんなところやな。随分とやっつけ気味ではあるが」 ち「へへへ、まさかあんたに『萌え』について教わろうとはな」 ガ「ほら俺神だし。ほんじゃ、明日プリキュア見るんでもう寝るで」 |