エベン族の正月 6月21日のお祭り
エベン族のお正月は夏至の日です。その日新年のお祭りがあります。
エベン族の血が4分の1あるアンゲリーナの案内でお祭りを見に行きました。
初日の出る時間がお祭りの開始というので、まだ暗い朝4時起きで知り合いの
バスでかけました。
会場は街の中心から30分の川原でした。マガダン州も共催しています。
会場では仮テント生活をぞいたり、長老とお話したりできました。
式典後舞台では多民族の歌や踊りが披露されました。見物人も一緒に踊ります。
ロシアはほとんどの人が異民族同士の混血なので、民族間の差別感は感じられず、
たくさんの白人系ロシア人も参加していて、みんなで祭りを楽しむ様子はとても
美しいものに感じました。
見物人はそれぞれ好きな場所に敷物を敷き、日本のお花見のように飲んだり、
食べたり踊ったりします。火をおこして湯をわかすくグループもいます。
朝食にみんなにふりまわれた「鮭のスープ」はとてもいい味でした。
日本のおみくじと同じように神への願いをこめて綱に小布を結び付けます。
長老のおばあさんが話しかけてきました。
白人の血をひくエベン族の少女
州知事と記念撮影 中央アンゲリーナのおばさんと父母
この女の子は素晴らしい歌唱力でした。
夫は私の若い時にそっくりだといいました。
日本人と民族的につながっているのかもしれません。
私も クルート族の衣装を着て・・
マガダン州には少数民族協会とか少数民族会館というのがあります。
今日のお祭りにはその協会のボランテアの人たちが貸し衣装を提供して
いました。
レンタル料はただ、 私もさっそく着せてもらいました。