ナガエボ湾の凍結
今冬のナガエボ湾の凍結は12月6日、たった一晩でオホーツク海が
氷原になりました。
その後やや気温が上がった日に沖の方が少し溶け、また冷え込んで再び全面凍結となりました。
現在は氷の上を歩くことができますから、かなりの氷の厚さでしょう。
私達は風のない日を選んで2回もその氷上を歩きました。
家から歩いて20分の距離です。

氷結した海のながめは言葉に尽くせない美しでした。
はるばるこんな極北まで来てよかったと思った日でした。








               波打ち際は波の形がそのまま凍っています






     
毎年1月末に氷の上で行われるキリストの洗礼を祝うロシア正教の行事
氷を削って水を張った十字架の中に人々が飛び込むそうです。
                       (写真はマガダンの写真集より)


太陽は高く上がらないので長い長い影になります。


釣りをする人々



魚の名はわかりません。15cmから25センチぐらいの大きさ。
白身の魚にみえました。大きな鮎のような感じ
吊り上げるとすぐ凍ってしまいます。


写真のようなドリルで穴をあけます。餌は擬餌だろうと思います
70cmぐらいの短い竿を左右に持って交互に揺らしています
私達が見ている間も結構釣れていました



海岸壁




              歩いていって海上から振り返って見る陸地はまた不思議な感動です
                 氷を踏んでここまで歩くのは最初どきどきでした。
                 もし割れ目に落ちても周りに助けてくれそうな人はいません。

                 事故も多いらしくマガダン市は「注意事項」をテレビで流しているそうです。
                   ・氷の亀裂の入ったところには近づくな
                   ・ 一人で行くな  大人数で固まって歩くな
                   ・何人もの人が同じ場所に円形に穴を開けていくな
                   ・いつも3mぐらいの棒を持って歩け(穴に落ちた時それで脱出する) などなど


 
 
                       この氷を割って 日に何隻か船が港に入ってきます。



                何故か陸にあがった船


      
  この日彼は一眼レフを持っていきました。              あつあつツーショット







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