マガダンの少数民族 (つれづれ日記6月17日参照)
ロシアは約100の民族から成り立っています。
スターリン時代の流刑や民族の移動により、より混血が重なりなり、多様な文化が
形成されてきました。
マガダン地方には現住民族がたくさん住んでいましたいました。
オホーツク海近辺に住むエベン族、コーリャック地方のコーリヤック族、そしてチェクチ族
ユカギリ族などです。これらの北の少数民族は日本にも流れおそらく、アイヌなどと同じ民族
はないかとも言われています。
エベン族の顔は日本人に実によく似ています。
アイヌやアメリカのインデアンと同じように、大きな力により、自分達の昔からの基盤を奪われ、
少数化していった民族です。
昔はこの地方の全てが彼らのもの、鮭も動物も自由にとり、森をかけめぐり
自然とともに、くらしていたでしょう。
救いは表立った差別もなく、むしろ誇りのように「私は何族です。」と胸をはって言います。
混血もかさなり、純粋な民族はいなくなった感じがします。
彼らは今もその文化を大切に守り続けていますが、観光化していっているのも事実です。
先日の市民文化祭でのスナップです。
エベン族
このおばあさんは日本の研究者に招かれ日本に3回も行ったそうで、東京大学で講演もしたそうです。
この男性は混血したのか目がブルーでした。
衣服の材料は動物の皮と毛、アクセサリーはビーズ細工です。ビーズで作った美しい頭飾りが印象的です。
熊ちゃんも頭にお飾り 毛皮のブーツ
長老
パソコン画 「水彩7」使用
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