永定土楼(永定客家民族文化村・龍岩)

                                               近く世界文化遺産に認定予定

土楼は中原(黄河流域)から移住してきた客家が独自にうみだした無二の山村民居建築である。
土楼が築かれはじめたのは唐代。それ以後時代が下るにしたがって規模が大きくなっている。
その形は五鳳形、方形、円形にわけられる。

時代的には漢代の五鳳形が最も古く、だんだん強固な円形がつくられるようになり、現代まで作られ
その建築期間は2年から10年かかるといわれる。
ガイドの話によると、土に米や黒砂糖を混ぜ捏ねて作るそうである。

龍岩まで旅行社のバスで高速を使いやく4時間半の行程。日帰り可能。
「世界遺産指定」にそなえてトンネルを掘り、新高速を整備中、これができれば
アモイ・龍岩間は1時間半に短縮されるそうである。
しかし今回のバスツワーで新緑の懐かしい農村生活や棚田を眺めることができた。
新高速道路ではこの味がなくなるのではないだろううか。


                              

                                             振成楼
二重円の円楼で4階建て高さ16m。風水の八卦思想に基づき建築され部屋の数220、一時は500人も住んでいたといわれる。


                


   






振成楼


   


   




 


 





お昼は土楼の中の部屋で客家料理を頂ました。
昔懐かしい田舎料理の数々が出て本当においしかった

壁の写真はこの家の祖先や
成功して世に出た人たちの写真。
客家は教育熱心で、頭脳明晰な若者が出ると親戚皆で
協力しお金を出し合い大学や留学の進路を開いてやるそうです。




あんまり美味しくて写真を撮るのを忘れてしまいました。
特に川魚のから揚げ、鳥と冬瓜のスープ
大根やジャガイモの煮しめは最高でした。



                                               資料 (地球のあるきかた)



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