富山港線の路面電車化と公共交通を考える豊田の集い
9月2日  50人が参加
 
 富山港線と公共交通をよくする豊田の会は9月2日、富山市豊田で「富山港線の路面電車と公共交通を語り、考える豊田の集い」を開催。地元の住民ら50人が参加し、熱しんに意見を交わしました。
 集いでは、まず高岡短大の武山良三教授から、路面電車を見事に復権させたフランスでは、誰もが自由に動き回れる権利を憲法で確認。政治が後押ししたと紹介。「電車の衰退は町の衰退、生活の『質』の低下。まちを変えようという『意思』で具体案を持って行動を起こそう」と話しました。
 また、大西光男世話人は、路面電車化は計画立案の段階から、利用者・地元の声を反映させること、富山市北部を縦横に結ぶ交通の確立や、経営形態などの課題、地域の要求などが報告されました。
 会場からは、富山港線を路面電車化するのなら、今の市電と接続してスタートすることを最優先に考えるべきでは、などの声が出されました。