富山港線探訪・路面電車を考えるつどいへ
みなさんのご参加をよびかけます
 
 富山港線を路面電車に生まれ変わらせ、港のまち岩瀬と富山市の中心部を結ぶ新型路面電車(LRT)を走らせる構想がしめされました。この計画が現実のものとなれば、沿線住民の生活からも、観光の面からも、また、富山市の公共交通体系にとっても、画期的な道を歩みはじめることになります。
 今年7月11日、富山港線の富山口・富山駅間の旅客営業開始75周年を迎えます。来年7月23日には、民営の富岩鉄道が岩瀬浜・富山口間が開業して80年です。この記念すべき節目の時期に、JR鉄道線が路面電車に転換するとなれば全国でもはじめてのことになります。
 しかし、これまでのモータリゼーションの急速な進展は、暮らしと街をつぎつぎとかえ、電車・バスなどの公共交通機関を衰退へと追い込んできたのです。
 富山港線は、富山港の近代化と密接に結びつき歴史を刻んできました。80年代の国鉄の「分割・民営化」のときには、「富山港線を守る」住民の大きな運動も起きました。幾多の先人の努力とともに、暮らしのなかに存在し続けることを望む市民に支えられてきた富山港線です。
 私たちは、JR富山港線の路面電車化が、バイ船(北前船)で繁栄し、かつて近代産業で栄えたまち岩瀬や、沿線地域の歴史と文化を継承しつつ、沿線地域の住民の暮らしとまちづくりに活気を呼び起こす新たな旅立ちとなることを願っています。
 そこで、富山港線の史跡をたどり、富山港線の歴史と役割、岩瀬地域をはじめとする沿線地域の人々の歴史を学ぶとともに、一年後の富山港線開業80周年が21世紀の富山港線の新たな展望につながるよう期待して企画しました。
 市民のみなさんのご参加をよびかけます。
 
                          2003年6月吉日
 
     よびかけ  北陸線・ローカル線の存続と公共交通をよくする富山の会
               <連絡先> 富山市湊入船町7−13(国労気付)
                      電話076(432)2503  FAX076(431)9479
Emil  tihiro@pd.ctt.ne.jp
HP   thpp://www5e.biglobe.ne.jp/~thlt/
 
富山港線探訪・路面電車を考えるつどい (要綱)
 
〇日時 7月21日(祭日・月)
   ・富山駅北口集合  午後12時30分   
     12時57分発  富山港線乗車
   ・大広田駅で下車
     富山港を経由してカナル会館まで徒歩、港線の史跡・街並みなどを探訪 
 
〇つどいプログラム (午後2時30分開会・岩瀬カナル会館)
   ・お話し    草 卓人(富山近代史研究会)
      犬島 肇(前県議・萩浦校下在住)
      武山良三(国立高岡短期大学教授)
富山港線80周年に向けて(仮題)問題提起
         公共交通をよくする富山の会
   ・会場からの発言(富山港線によせる思いなども含めて)
   ・午後5時までには終了
      岩瀬浜発 17時17分(お帰りをお急ぎの方は16時39分発)
 
    【富山駅、大広田、カナル会館のいずれからの参加も歓迎します】
 
切 り 取 り
 この運動への賛同者をよびかけます
富山港線探訪・路面電車を考えるつどい に賛同します
                           2003年  月  日
氏 名 住 所 電話・FAX

 
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<ご意見などご自由にお書き下さい>

 
 
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