北陸線・ローカル線の存続と公共交通をよくする富山の会
ニ ュ ー ス  NEWS    2005年6月3日号
発行:北陸線・ローカル線の存続と公共交通をよくする富山の会・事務局 
富山市湊入船町7-13 電話076(432)2503  FAX(431)9479 HP http://www5e.biglobe.ne.jp/~thlt/
 
72324並行在来線問題などで
交通権学会研究大会開催
富山駅前 CiC5階
 
 北陸新幹線の建設に伴って、北陸本線・並行在来線を今後どのようにしていくのか、最近の地元紙もクローズアップするようになっています。前号のニュースでもお知らせしましたが、この問題を一つの焦点に、交通権学会2005年度研究大会が7月に富山市で開催されます。その内容は、下記の予定です。
 
7月23日(土)
 13:15 基調報告 整備新幹線と並行在来線
      (報告・安部誠治関西大学教授)
 13:45 基調報告 地域交通と自治体政策
      (報告・上岡直見交通権学会事務局長)
 14:15 北陸新幹線開通と地域交通体系の課題
     (報告・当「会」の岡本勝規世話人)
 14:45〜17:15
  明日の金沢の交通を考える市民会議、RACDA  高岡、ROBA(福井)、富山県交通政策研究グル  ープ、新建築家技術者集団富山支部などの予定
7月24日(日)
 9:10から報告が始まります。
 13:40から福知山線事故問題をめぐって 
    ・福知山線事故の政策的背景(岡将男)
    ・鉄道事故の教訓を生かすための提言
    ・現場鉄道職員からの視点
 15:10から研究報告が続きます    
 17:10 終了予定

   参加費は1000円
    みなさん、ぜひご参加ください。
 
 前号のニュースで、7月23日に並行在来線問題で交通権学会とシンポジウムを開催するとご連絡をいたしました。その後、北陸本線沿線の市民団体などに呼びかけて二回の協議を行ってまいりました。ところが、交通権学会理事会において、両日とも交通権学会の定期研究大会として開催するとの決定がなされ、実行委員会方式のシンポジウムはできなくなりました。「会」としては、年間行事の一つとして位置づけてきただけに残念ですが、内容的には、私達の計画していたものとほぼ一致しますので、「会」の行事の一環としてとりくみます。
ほくほく線の視察を計画
来月に予定します
 北陸と首都圏を結ぶ鉄道としてなじみの深い北越急行・ほ くほく線。平成9年3月に犀潟から六日町で開業しました。
 しかし、北陸新幹線の開業後は、どうなるのか。
 北越急行では、「毎日一人ずつ利用者が増えれば、一年 間では365人の輸送人員の増加につながる」(「運輸と経済」 04年10月号)など、地域密着の経営に取り組んでいます。
 並行在来線の経営の展望を検討するため視察の準備をす すめています。詳細は、後日連絡をします。参加希望者は、 事務局にご連絡下さい。
肥薩おれんじ鉄道
視察リポート

 今年2月に、九州新幹線の開業に伴って第三センター会社として発足した肥薩おれんじ鉄道を視察しました。
 「会」のホームページに掲載はしましたが、「視察リポート」などを同封します。  ご感想・質問、今後の私達の取り組みなどについてご意見などをお寄せ下さい。
             (事務局)