このページは管理人が「万物の源」であるお水を極めんと?彷徨って見てきた日本の湧水・名水めぐりの記録です(まだほんの数箇所なんですが)。私は九州在住ですので、ほとんどが九州です。もし皆さんが九州にこられたら、ぜひ行ってみていただきたい観光名所でもあります! ご注意いただきたいのは湧水・名水めぐりをあなどってはいけません。「華道」なんて銘打ったものの、実際には旅行ガイド本や現地看板などを見ながらたどっても必ず、書いてるのと違うじゃん!!ってのはざらです。「あと2kmって書いてあるのに!」とか地図どおりに進んでも見当たらない!!とか山奥深くどんなにどんなに進んでも全然たどり着かない!?っていうか通り過ぎてた!? 携帯圏外でどうしよう!!なんていう心細い思いをどれだけしたことでしょう・・・ 皆さんも充分に下調べの上<<覚悟して>>トライしてみてくださいね。あとタンク・ペットボトルや歩きやすい服装・靴なども当然必須です。必死で探しあてたその奥にはきっとすばらしく清楚な世界が待ち受けていますよ♪ また新たな湧水を極めたら(?!)順次アップしてゆきますのでお楽しみに☆ |
浮羽町・清水湧水(日本名水百選)
浮羽町東部にあります。耳納連山沿いの国道210号線を日田から吉井・久留米方面へ向かう途中左(南)に入り(曲がるところは目立つ看板あるけどこの交差点の地名ははっきりしないんです・・・)300mくらい進むと突き当たりに「清水寺」があり、その境内に水汲み場がありました。
ここの言い伝えとしては、昔々木立の中に湧き出る水を発見した僧侶が庵を開いたのがこの清水寺の始まりだそうです。
整備されており、駐車場がすぐ脇にあり名水地としてはかなり利用しやすいです。お寺の前がちょっとした水の浅瀬になっていて、小さい子を遊ばせたりできます。敷地脇の側溝に足を入れると水が冷たいのなんのって!!!特産品を販売するようなスペースもあるようですが、私の行ったときには特にものが売られていることには気づかず。
少し足を伸ばすと3つの滝(調音の滝・斧渕の滝・魚返りの滝)がある公園やのどかな田園風景が広がっています。福岡の中でもかなり風情ある自然豊かなところだと思います。210号線沿いにレストラン・喫茶・お食事処なども点在、温泉もあり、のんびりとした時間のすごせるオススメの観光スポットです♪
白石町・縫いの池
どうしてもここに行きたいと思ったのは新聞の片隅の小さな記事がきっかけ。奇跡の復活伝説の話からでした。
白石町・縫いの池は古来の湧水地でした。米の生産地でありながら町が水源にとぼしく、米の生産手段のため地下水のくみ上げをはじめたため1958年縫いの池は枯渇してしまったそうです。取水による地盤沈下が問題となり取水を止めたところ40年もたった最近になって水がふたたび出始めたという奇跡的な伝説に心ひかれたのです。しかも復活したそのお水はおいしい水としての条件を見事にクリアしていたそうです。
かねがね名水の旅にはいろいろな危険や不安がつきものでしたが、案の定さほど知名度がないためたどりつくのに手間取りました。歌垣公園・肥前犬山城などの名所の近くであることはネットでしらべた地図の位置関係でわかり、とりあえずその犬山の方を目指し手付かずの自然というかあまり整備されていない枯葉だらけの道(舗装道路ではあります)を進みました
やはり縫いの池は見当たりません。「水堂さん」というかなりヒントになりそうな名所に戻ってみたものの、完全に閉鎖されていました
ふもとに下りて、心もとない地図を見直し「県道〜」と書いてある道を探しました。地図ではその道筋にぽつんと縫いの池の印がしてあります。でもあたり一面は田んぼで、道は細々とした農道のような感じ。そんな立派な道はありそうにないのです
ネットでみた写真では何もない平野にぽつんと大きな1本の木と神社と池の風景が特徴でした。そうすると山に行く道ではないと考え、平坦な道だろう、と曲がってみる(おそらくこれが県道141号?線だったみたい)
一瞬写真の大木の頭がみえた!?のを頼りに更に進んでみるとやっと直前で「縫いの池」の小さな看板が道の脇にあった!
本当に写真の通り静かなこじんまりとした池の真ん中に小さな神社と導いてくれたまっすぐにそびえたつ大木があり、そのすぐ脇の池のほとりから水が静かに湧き出していました。池には白い水鳥が一羽。なにもない田舎の住宅地の中の神社・池・木立、なにも動いたりざわめくものがほとんどない。時が止まったかのような風景。さほど美観というわけでもなくごくふつうの風景なのに、でも日々せわしなく動いている私にとっては神秘的でとても心あらわれ落ち着く時間でした
復活を祝ってか、いくつものぼりが白くはためいています。(と思っていたら、あとで調べて分かったのですが、ここのおいしい水をもとにつくった焼酎の旗でした・・・(*^。^*))地元の人々がふたたび自分達の生活用水として天からいただいた恵みをありがたくいただき大切に守っていく、そんな雰囲気。ここもそのうち有名になって都会の人々が車で乗りつけるようになってしまうのかな。できるだけそうなってはほしくない、このままの静かさを続けて欲しいと思いました+

男池湧水地(日本名水百選)
はじめて湧水地を訪れたところですが、実は九州では有数の名水だそうです。
黒岳という山の北側です。近く(といっても何十キロも離れてるけど)湯平温泉があります。
山あい深く車で上ったり下ったりしていくのですが、似たような木々の間の道を行くのですごくこわごわと進みました。駐車場につき、環境維持のための募金して、そこから更に徒歩15分くらい歩いたでしょうか。ただし水汲み場まではさほど険しくなく比較的平地です。(水の入ったタンクもつ帰りはきつかった!!)
そしてひっそりとした川にたどり着いてひとめ見ただけでその川の透明度に感動!!川底の水草がとても涼しげにゆらいでいるのがはっきりわかります。とりあえずひとくち飲んでみました。!!これが水!?まさにけがれのない純粋な無の液体でした。しばし時間を忘れ、あちこちで水がわきで水草がそよぐのを見ていましたが、本当に素朴で清楚な風景というのは飽きないものです。
確かにその後数箇所めぐってはいますが、一番最初に飲んだからかもしれませんが、おいしい純な水というとここ「男池」、かなぁ*
池山水源(日本名水百選)
九重と阿蘇の間に位置し、玉来川の源流。駐車してすぐに川の水汲み場があり利用しやすいです。水量も豊富です。超有名どころではないのでゆっくり水汲みができます。確か更に山深くいくと産山水源というのもあったように思います
私達は名水と同じくらい温泉めぐりもしてるのですが、この近くにちょっとオススメポイントがあります。すこしはなれたところですが、「花の温泉舘」。お土産・物産・パン工房も備わった、小さいながらもこぎれいな施設で、おすすめ。建物はガラス張りの近代的なつくりで、地元の人しか利用しないふうでとても落ち着く場所です♪

竹田湧水群(日本名水百選)
大分県は、やはり湧水の宝庫です、と実感。清水だけでなく自然の資源にあふれています。福岡なんて九州の中枢みたいだけど「兵糧攻め」にあえばあっという間に負けてしまうわなどと古くさいけどそれくらい大分の雄大な自然を今回の旅で満喫しました。
竹田の城下町はこじんまりとして昭和初期くらいで時が止まっているような懐かしさが漂います。(って私はそんな世代では決してないです。)お店の人もひとなつっこくて優しい人たちだったのが印象的でした。地味だけどゆっくりくつろげる観光地としておすすめ。
竹田湧水群はそんな城下町から、一番近いところであれば車で10分程度でとてもおいしい水が汲めるのです。しかも久々に味わう本当においしい水です!私的には、男池の湧水地に匹敵するおいしさだと感じました。
ここの湧水の汲み方はちょっと面白い。多くの湧水地では柄のついた金物のひしゃくで汲んで「じょうご」をあてがって1回1回地道に汲むのですが、私たちの訪れた竹田湧水では、湧き水がちょっと高めに噴出すようになっており、脇に干してある細長いパイプ(片端が曲がっている)の曲がっているほうをいきおいよくふきだす湧水に沈めもう片方を下のほうにさげ、どうにかこうにか水の勢いにヒットさせれば、勝手に水がパイプから流れ出てくるというきわめてシンプルかつ斬新なしくみ。
水の噴出し方もかなり勇ましく、道路を挟んで水の行方をおってみると、川をプールの滑り台のように加工してあり、ちょっとした遊水プールとなってとてもぎわっていました。今年の夏は特に猛暑だからこそ、こ・こ・この水につかりたかったあ〜!
とにかく水がおいしい。竹田の水はいちおし絶賛です。宿泊先の由布院から来たからまだいいものの、福岡から直接くるのはかなり大変そう。だけど、でも行くだけの価値はあります。間違いない。(長井秀和になれる。)
私はここの水を持ち帰り、竹田の城下町でよく見かけた「湧水の水出しコーヒー」とやらに自ら挑戦しました。挽いたコーヒー豆をこの<竹田の清水>に浸して一晩おいて自然に染み出すのを待ち漉すだけで、苦味なくとてもマイルドで独特の旨みのある大変飲みやすい味に仕上がりました♪
実は(もろにPRっぽいのですが)このHPで販売しているSGEのミネラルウォーターは、この竹田の近くに位置する祖母山系からの採取されるものなのです。これほどすばらしい自然から生み出されるものだと知り、改めてそのパワーを体感できた気がしました。

白川水源(日本名水百選)
南阿蘇山ろく、日本でも有数の湧水群でしょう。
と期待して行ったのですが、私のイメージでは秘境のような雰囲気を想像していましたが、立ち寄った場所が超観光スポット化していて、人も多くて、お土産店・特産品販売店などが立ち並び、そのにぎやかさに驚きました。
入場料は100円くらい?駐車場からすぐで平坦地なのでとっても便利。よって集客力ではNo.1でしょう!
物産館・お土産屋さんなども近くにたくさんあります。
広い池が広がっており水汲みもスムーズ。たくさん湧水地が点在しているので、色々調べた上で行かれるとよいかも。
私達は農家の1軒をそのまま田楽屋さんに変えたお食事処でお昼を食べました
名前は忘れましたが、囲炉裏がそのままテーブルになっていて、やまめや地鶏・野菜などを田楽焼きや網焼きで召し上げれます♪
そうそう、話はそれますが、3月の春分の日の連休に九重に泊まりそのまま阿蘇にくだってこの白川水源まで来たのですが、前日の九重はおだやかな春晴れで、あたり一面は野焼きで真っ黒に。これも春ならではの光景だなーと思っていたら*
朝目が覚めると、深い深い雪に埋もれていたのです。春なのに、九重の山だけが雪!!阿蘇の方に下るとうっすら雪化粧くらい。でも高森あたりはまた冬景色で、平地に降りてくると春・・・っていう不思議な光景を2日間の間に繰り返して、びつくりでした。
綾川湧水群(日本名水百選)
道は市街地からほとんど1本道といえば1本道なのですが...大変山奥ふかくまで入り苦労と怖い思いをしました。一番心細かったかも。
綾町は名水とクラフトで有名な町で、綾の杜というちょっとした観光地に酒造工場やワインビール館、クラフト工房と即売、そして温泉もあり、大変にぎやかなところです。
そこから更に山奥へ進み世界一高いつり橋(ホントにこの高さはこわい!)の脇をすぎて更に何十キロ進んだことでしょう。ただし名水とか遊水地などの案内図もまったくないままに車をひたすら走らせました。行けども行けども道と川と森ばかり。
行きすりあう車もほとんどなく道も細く細くなってゆきます。しばらくしてキャンプ場と駐車場らしきものを通過。それでも水汲み場らしきものはなく、さらにさらに進みましたがあまりにも心細くなりついに引き返すはめに。せっかく湧水群の綾川に来たのにと思いつつ先ほど通り過ぎたキャンプ場を見ると古い細い立て札に「川中神社」と書いてあります。地図で見かけた地名。とりあえず休憩がてら入ってみると、人気がなく、人の手を離れてかなり経った古い施設でした。水汲み場があったので、とりあえず汲んでかえっちゃえ〜とタンクに水を入れました。でふと神社の入り口の立て札に気づきました。神社の淵の水で不老不死を手にいれたとのいいつたえが書いてありました。しかしその入り口から更に1キロとのこと。うっそうとした森の中だし、人気もまったくなく薄気味悪くて結局行こうという気になれませんでした。しかしあたり一帯は大変水量豊富で気持ち休まる静かな自然の真っ只中でした。ちょっと遠すぎて誰も居ないのがねえ...。でも神社の神水にあやかりたかったあ。でもでもまたくる時には...やっぱ行くのにかなりの勇気がいるなあ*大人数で大騒ぎで行きたいかな。
別府弁天池湧水(日本名水百選)
