〜八雲立つ編〜

あらすじ
シティのオックスフォードに着いた
カブキたち.ここでもオロチ丸から
手紙が届いていました.
それによると,阿国からの連絡が
途絶えたとのこと.
阿国はミンスター地区のクイーンズ
にいるはず,急いで合流するよう
オロチ丸はカブキたちに伝えるの
でした…
うっそうと茂った森に囲まれ,人々が
近づくことさえ許さないロンドン塔を
横目にカブキたちはカンタベリーから
地下鉄に乗ってミンスターへと向かい
ます.

ちょうどその頃…
デーモン教があの男を呼び戻します.
ミンスターに来たカブキたちは,
クイーンズへと向かいます.
その途中,ロンドン橋から何やら
騒がしい声が聞こえてきます.
すると,マントーがいるでは
ありませんか.
しかも後ろにいるカブキたちには
全く気づいていない様子.
火の一族をぎったんばっこんにした
不死身の戦士,と自らを説明します.

ぎったんばっこんにしたかどうかは
別にして,不死身の戦士という
言葉は確かに似合います.
今回は題して
『マントーリターンズ』らしいです…
そして額には逆向きRの文字が…
今回は馬鹿の術には頼らずに
10000メガトンの爆薬で火の一族
を吹っ飛ばす作戦を立てたの
ですが…
ようやく背後のカブキたちに気づいた
マントーは慌てて爆薬の点火準備に
取り掛かります.
ですが,いつもの如く今回は配線に
引っかかってつまずき,点火スイッチ
を押してしまいました.
ロンドン橋は大爆発.マントーは
川にまっさかさま.(でも生きてる…)
次回こそおぼえていろーーー!!と
言い残して流されていくのでした…
クイーンズでは,阿国の一座が公演
中止になっており,王宮の様子も
おかしい.聖騎士アレックスの話では
レイナ姫がゴートという政治家に
さらわれ,助けに行った騎士団も
全滅したとのこと.さらに阿国を一人
でゴート屋敷に行かせたというのを
聞いたカブキは大激怒.
すぐに後を追います.
所変わってゴート屋敷では阿国の
前にゴートの配下の者が立ち
塞がっています.
阿国は奥義・召喚魔法で彼らを一掃
しました.
しかし,三獣士と共に現われたゴート
に魔王の吐息を浴びせられ,動けなく
なってしまいます.
そこに駆けつけたカブキたち.
急いで阿国を連れて屋敷から脱出
するのでした…
クイーンズに戻ったカブキたちでした
が,魔王の吐息は思いのほか厄介
な代物でした.阿国の具合は悪く
なるいっぽう.
いらだつカブキにアレックスは確証は
ないが『妖精の粉』があれば阿国を
助けることができるかもしれないと
いいます.
アレックスが言ったとおり,クイーンズ
の北には妖精の森がありました.
カブキたちは泉の妖精から妖精の粉
を貰います.
カブキが妖精の粉を与えると,阿国の
具合は次第に良くなっていき,目を
覚まします.
カブキも一安心.
阿国はカブキが苦労して妖精の粉
を手に入れてきたことを知ります.
カブキが命の恩人になっちゃったのね
そう言ってカブキに礼を言い,カブキ
たちの仲間に加わるのでした.

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