〜京の都編〜
あらすじ | ||
公演を終えて楽屋に戻ったカブキ.楽屋には卍丸,極楽,絹から電子メールが届いていました. 根の一族との戦いから1年経った今の生活や役者としてのカブキ団十郎についています. カブキの噂はかなり広まっているとのこと. |
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本日の出演料としてカブキは 5000両受け取ります. また,カブキの兄弟子・オロチ丸 から手紙が届いているそうです. |
手紙によると,オロチ丸は今 所用で京に来ているとか. カブキと話がしたいそうです. ただ,自分が呼んでも来ない だろうと予測して,夢タローと 小真木という芸者を迎えに 行かせたようです. |
舞台下の奈落の神様に舞台の 成功を報告…すると思ったのも つかの間, なーんて,するわけねぇか. と言って立ち去ってしまいました. |
北座のカブキに対して,南座の 看板役者・阿国を一目見ようと 南座に来たカブキでしたが, 阿国はおらず,代わりにその辺を ウロウロしている人物が… その人物とは自来也でした. 性格的に合うことなく田舎者, 派手ヤローと言い合いになって しまうのでした… |
夢タローと小真木が待つ茶店 を訪ねたカブキは,二人に 連れられオロチ丸の所へと 向かいます. |
戸を開けると,そこには金閣寺を 見ながら酒を飲んでいるオロチ丸 の姿が… 何の用だよ,とカブキは突っ掛かり ます. |
オロチ丸の話では,ジパングに 危機が迫っているとか… カブキに手助けを頼みたいと 言います. |
しかしカブキは久しぶりに会った んだから,そんなかたっくるしい 話は抜きにして騒ごうと持ちかけ ます.しかも自分がおごると言って 出演料5000両を一気に使い果たす のでした. |
カブキの合図とともにたくさんの 料理ともてなしが振舞われ |
まんざらでもないオロチ丸 | カブキは当然大はしゃぎ | ウトウトと眠りに落ちてきたその時 突如,女たちが消え,さらに金閣寺 が様相を一変します. |
今まで見張ってきたオロチ丸 でしたが隙をつかれて金閣寺を 占拠されてしまいました. オロチ丸の話では金閣寺を 乗っ取ったのは大門教の一味 とのこと. |
大門教は3年前自来也,綱手 オロチ丸が滅ぼしたはず… しかし,あの戦いは完全な勝利 ではなかったとオロチ丸は 言います. |
オロチ丸は自分が動けたらいいが それができないため,変わりに カブキに大門教打倒を任せたいと 言いますが,カブキはそれを 断ります. これは自分自身の問題だから, 自分の女たちをさらった大門教は 自分が潰すと決め,カブキは再び 戦いへと身を投じるのでした… |