RPG系天外シリーズ初プレイ時について一通り書いたので,私が天外シリーズの中で最も魅力を感じる天外魔境2の戦闘システム.今回はこれについて語ってみたいと思います.この論題については人それぞれなので,それは違う!と思ってもどうか気にせずに(そういう部分があれば読み飛ばして下さい).
第3回の所でも似たようなことを書きましたが,天外2では通常攻撃があまり通用しない(戦うコマンドを多用できない)位の段で進むのがちょうどいいかと私は思います(あくまで私個人の意見なので注意).ご存知の通り,天外2の奥義は技を消費してその分通常攻撃よりも効果大のダメージを与えるといった類のものではなく,通常攻撃より強力な攻撃が可能な代わりに一歩間違えば敗走に繋がるリスクを背負っているというものです.このリスクを避けるために事前に色々と手を回した上で使用するというのが常套手段ではあるのですが,これについては広く知れ渡っているので改めて書きません.
多くのRPGをプレイする上でMPは温存しておくものという認識がありますが,天外2ではこれをやると戦闘の幅が相当狭まります.一見使い所が無い様な巻物,効果は良くても非効率な巻物,色々ありますが何か工夫次第で特定の場所だったら利用価値があったりするので,色々試してみるべきです.それから天外2では敵の段が高くなってくると,敵にかける類の術は非常に効きにくくなってきます(攻撃・補助両方とも).花咲をかけていてもほとんど効かないこともよくあります.だから味方にかける補助と回復の巻物だけに限定して使用する…ということがよくあるかと思うのですが,私はあまりお勧めしません.攻撃系もどんどん使っていくべきだと思います.効くか効かないかなんて使ってみないと分かりませんし,結果として効かなくてもいいんです(その理由は自分で考えてみて下さい).さらに言うなら,根の城を侵攻中に上記考え方で色んな巻物を使って技をどんどん消費してしまい,ボスまで辿り着いた時には技がほとんど無くなってしまい敗走…これも構わないんです(なぜ構わないか,これもぜひ考えてみて下さい).
具体的な例を1例示しますと,普通にプレイしていて絹が仲間になったとき技の最大値は200くらいあると思いますが,絹の技が常に100以上余っている方,割といるのではないでしょうか?(もったいないです).技を消費するといっても最大値が減るわけではありませんし,宿に泊まれば全快する.ましてや技を消費しすぎているからといって宿代を多く取られたりもしません.プレイ日記で書いたような低段で挑むのなら技の余裕はありませんが,普通はボス戦以外の所では技が余っていることが多々あるはずです(温存してしまう理由も分からなくはないのですが…).
最後になりましたが,自分で考えた戦い方というのは結構楽しいものです.たとえそれが攻略本に載っていて皆がとっている方法であったとしても,それを見出すまでに何回も戦闘して失敗を繰り返した結果ですから.そうしているうちに私の場合,妙な勘というものが出てくるようになりました(うまく説明できなくてすみません…).
これ以上書いていると収拾がつかなくなってきそうなのでこの辺で打ち切ろうと思いますが,こんな考え方は異例かもしれませんので「共感できる!」という方のみにお勧めします.(私もこの考え方はなかなか定着しなかったので…)
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