千葉県松尾町 古谷さん アイガモ無農薬 こしひかり
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千葉県松尾町の古谷さんは、室町時代から600年17代続く篤農家です(化学肥料を使用したことがない)。 古谷さんの田んぼでは、アイガモを利用した無農薬栽培をしています。6月中、田んぼの中で雑草や虫を食べてくれたアイガモのおかげで、無農薬栽培ができるようになりました。 アイガモを外敵から守るために、田んぼのあぜに電気を通した柵を作ったり、田んぼの上に糸を張ったりします。前者は、イタチやキツネなどを避けるためで、後者はカラスの害を避けるためです。このような手間の為に、アイガモを利用した無農薬栽培は、大規模化することが難しい状況です。 お隣の田んぼと比べると、なにより生態系が多様です。メダカやヤゴ、カエルなど生き物の宝庫です。小さな動物ほど、無農薬の田んぼの意味がわかっているようでした。 |