品川駅の様子
(撮影日2003年10月13日 JR東海 品川駅)
10月1日に開業した新幹線 品川駅の南口改札口の様子です。
10月1日に品川駅開業と同時に実施されたダイヤ改正についての懸垂幕も掲出されています。
改札口前は高さ30mの吹き抜け構造になっており、現在JR東海で実施中の「AMBITIOUS JAPAN!」キャンペーンの巨大な(縦10m 横5m)懸垂幕が掲げられています。
キャンペーン中は駅中が「AMBITIOUS JAPAN!」で埋め尽くされています。
ホームに下りると、真新しい駅名標も誇らしげに、ここが「品川」であることを告げています。
新駅だけあって、すべてが真新しい雰囲気です。
発車案内表示機も、当然新型のものが採用されています。
ダイヤ改正により、主力列車が「ひかり」から「のぞみ」に変わり、表示機からもその変化を感じ取ることができます。
このページではおなじみ(?)の多目的案内表示機も、もちろん設置されています。
品川駅はホームの直上に駅舎やビルがあるため、ホームにはほとんど自然光が差し込みません。
LEDの表示機も、ひときわ明るく見えます。
各列車乗降口の上には、最近、主要駅でも見られるようになった小型の発車案内表示機が設置されています。
ホームは島式ホーム2つの4線式で、新横浜駅のようなスタイルですが、本線は新横浜駅(中央2線)とは逆に、外側2線となっているため、これらに面するホームには安全柵・可動柵(ドア)が設置されています。この可動柵、編成のドア位置の違いに対応して、開閉幅が変わるという最新のものです。
ちなみに、中央の2線は安全柵のみです。
上の写真で開いていた可動柵が閉じたところです。
品川駅は、500系の停車にも対応しているため、停止位置も2種類(Xが300・700系用 Wが500系用)が設置されています。
ホーム内側から東京方面を臨むと、左右外側から、上り・下り本線からの分岐線、先には両渡り線が確認できます。その先には留置線が設けられています。品川駅発着の列車が設定されてから、威力を発揮することになるでしょう。
こちらは新横浜側です。こちらにも両渡り線があり、その先で本線に合流しています。
外側の本線を除いて、内側の2線は当初から上下・折り返し列車に使用することを前提に設計されています。
内側2線の架線です。内側2線は、外側の本線とは違い停車が前提のため、架線はシンプルカテナリーです。
外側(本線)の架線です。列車の通過もある新幹線の本線には、通常コンパウンドカテナリーが採用されますが、そもそも品川周辺は在来線と大差ない速度で走るため、架線も内側線と同様、一般的なシンプルカテナリーです。
内側線の線路です。
真新しいレール、枕木、バラスト。
すべてが真新しい品川駅です。
次は、終点 東京です。
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