キハ40系
実車について
 キハ40系は、旧国鉄が1977年から非電化のローカル線向けに製造した気動車で、同グループには両運転台を持つキハ40形、片運転台で片開きドアを持つキハ48形、片運転台で両開きドアを持つキハ47形があります。形式区分以外にも、使用線区やトイレの有無などに応じて多様な番台区分がありますが、JR東海には3形式全ての暖地形が比較的多く在籍しています。キハ40系は車体が比較的大型にもかかわらず、搭載しているエンジンの出力が小さく、勾配の登坂能力などが劣ることや、冷房などを搭載する場合のサービス電源の確保などに余裕がないため、JR化以降はキハ85系などで実績のあるカミンズ社製のエンジン(C-DMF14HZ)への換装と同時に冷房化も進み、現在では対象の全車両に対する改造が完了しています。また、車体色はJR東海色に変更され、最近では、ワンマン運転対応車も増えてきています。
模型について
 模型ではKATO製のキハ40系を改造、塗り替えています。JR化後まもなくして登場したキハ40形5000番台は、グリーンマックス製インバータクーラーと、同製品に付属の湘南帯デカールを利用して再現しています。また、先頭部のスカートおよびカプラーはTOMIX製のキハ65形用に交換して、精密化しています。
 また、写真下段は「東海交通事業株式会社」の城北線を走っていたころの塗色です。
模型写真
 

 


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