E3系
 R編成
実車について
 1997年に開業した秋田新幹線「こまち」用として、1995年に登場しました。秋田新幹線は山形新幹線と同様、軌道は新幹線規格であるものの構造物は在来線規格のため、従来の新幹線車両より一回り小さくなっています。当初は5両編成で登場しましたが、好評に応えるかたちで1998年に1両増結され、6両編成となりました。東北新幹線の東京−盛岡間では、やはり山形新幹線と同じく、E2系などの別形式と併結を行うため、東京方先頭車(311形)の先頭部には連結器が格納されています。
 外観は白い車体にピンク色の帯が配され、側面の「こまち」のロゴマークが目に鮮やかです。
模型について
 TOMIXでは、増結後の6両編成が製品化され、我が家でも6両編成1本が揃っています。パンタグラフが不安定なため、上昇位置で固定してあります。また、パンタグラフの擦り板は金属色のため、その部分のみ色を入れています。
模型写真
 
 L編成
実車について
 1999年の山形新幹線の新庄延長開業に合わせ、「こまち」用E3系をベースにしたE3系1000番台が登場しました。「こまち」用R編成と異なり、当初から山形新幹線の400系に合わせ7両編成で登場しました。こちらは、シルバー系の車体に緑の帯が配され、車体側面の翼をあしらったロゴマークが「つばさ」用車両を物語っています。また、山形新幹線400系も同編成に合わせた塗装に変更されました。
模型について
 TOMIXでは、「こまち」用R編成と同時期に7両編成で製品化され、我が家でも7両編成1本が揃っています。実物と同様、「こまち」用と共通部分が多く、構成部品も共通のものが多く使用されていますが、メタリックな塗装により「こまち」用R編成とは全く異なる印象となっています。
模型写真
 

新幹線車種選択に戻る    鉄道模型(車両方面)へ戻る