E1系
 M編成
実車について
 1980年の大宮−盛岡・新潟間の開業から5年後の1985年、東北・上越新幹線は上野までの乗り入れを果たし、その6年後、1991年には東京乗り入れによって、両新幹線の通勤・通学利用客の伸びが目立つようになります。慢性化した混雑問題を解決すべく、1994年に投入されたのがE1系です。従来からの12両編成という編成長を変えずに、全車両を2階建てとすることで、200系と比較して、約1.4倍の座席定員を確保しました。定員の確保のため、新幹線車両では初めて、一部の車両で通路両側3列の座席配置を採用しています。最高速度は200系と同等の240km/hです。なお、このE1系からJR東日本の新幹線用車両の形式表記が変更され、頭に「E(East)」がつくようになりました。
 E1系は、現在6編成が上越新幹線「Maxあさひ」「Maxたにがわ」として運用されています。
模型について
 E1系は時を同じくして、TOMIX、KATOの両社からリリースされましたが、KATO製では正確な編成が組めないため、TOMIX製を選択しました。特に加工はしてありませんが、新幹線車両には珍しく、台車の空気ばねが露出しているので、同部分を黒く塗装した程度です。(目立ちません。)その他、ドア窓から座席部品が見えるため、部品を黒く塗装して目立たなくしています。
 12両編成1本が揃っており、方向幕(実車はLED)は、「Maxあさひ 東京」としています。
模型写真
 

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