922形(922形電気軌道総合試験車)
 T2編成
実車について
 1974年、0系をベースに開発され、最高速度210km/hで検測を行っていました。5号車に連結される軌道検測車は特徴的な3台車方式で、7両編成のうち同車両のみ17m(他の車両は25m)の短い車体で特徴ある外観となっています。国鉄からJRにかけて四半世紀にわたり活躍してきましたが、営業列車が270km/hでの運転を開始すると、最高速度が遅いため、昼間の営業列車の合間に検測走行を行うことは困難となり夜間の走行となっていました。
 そこでJR東海は、700系車両をベースに270km/hでの計測を可能とした「923形電気軌道総合試験車(T4編成)」を開発。T2編成は後進にその役割を譲り、2001年に引退しました。
模型について
 MicroAce製7両編成1本が揃っています。大変完成度が高く、あまり手を入れるところがありません。製品は国鉄時代のものとJR東海時代のものとがあり、写真はJR東海時代のものです。
模型写真
 


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