3輪実験車(6) 2004年10月

リカンベント自転車の製作報告の6回目。このテーマは最終回と言いたいところですが、一部の仕上げが完全にできていません。写真の方向からはモデルの状態と同じように出来ていますが、現物は半分が仕上げていなかったりして、、、でも、見た感じはほとんどこの状態になります。


各部の写真を説明 

当HPで初めての屋外ロケによる写真です。最初に考えた使用イメージの中で撮ってみました。レース用でもなくサイクリング用とも言い切れないモノができましたが、雰囲気としてはイイと思っています。こんな自転車が欲しかった。

 


後部のボックスです。これはFRPで作りました。フタ部加工とアルミ板による底板も取り付けていません。もう少し表面の仕上げをしたいと思っています。仕上げに手間をかけるともっと良くなるはずです。ラットエンジニアリングのマークも付けてみました。


クロームメッキもしてあります。赤い車体にメッキがよく合っていると思います。バーテープはまだ仮止めですからビニールテープです。赤色も白色もウレタン塗装にしてみました。 前輪を支える部材は赤色ではなく、違った仕上げにしたいと思っています。

 


最初にモデルで提示したところまできましたが、さらなるオプションパーツの取り付けも考えています。案としてはチェーンケース、シフトレバー、小物用ラックの設置、、、などです。今度はそれらを取り付けて再登場させます。あとは、、、、交通安全のお守りも取り付ける予定です。

日本ではちょっと変わった乗り物を作って走ろうと思っても、条例で規制されていたり、道路環境が厳しかったりしてなかなかスンナリいきません。このようなモノが生活場面の中で普通に使っていけたら、街の景色がそうとう変わるでしょうね。毎日がもっと楽しくなると思いますね。今回のプロジェクトがそのような環境、自転車につながっていけたらなぁ、、、なんてことを期待しています。

自転車ってほんとにむずかしい。とりまく環境の方がもっとむずかしいね。


次回は11月8日までに更新します。自転車オートバイ風自転車(2)で、ベロソレックス風のプレスフレーム製作をそろそろ? と考えています。三輪実験車もイイですが、この自転車も早く作ってみたいです。

グライダー型自転車も展示用に再塗装しましたので写真、説明を書いています。物、モノ、MONOコーナーに更新しました。数年前の製作品ですから、今見るとアラばかりが目につきますが。

活動場所のビルが老朽化で危険になりましたので、10月中旬から取り壊すことにしました。しばらくは製作作業に影響があるかもしれません。なんとかやりくりしたいと思っていますが、サボる口実もちょっと探していたりして。

こんな話しですがわかってもらえますか?

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