ワンタッチピクニカ14(3) 2006年7月

ワンタッチピクニカ14インチ車のレストア報告の3回目です。普通に作っても面白くないので、いつもの通り、変な工作もやっています。どんなモノでもかまわないので思い付いたことはカタチにしてみます。結果的にこの自転車に使わなくてもいいんですね。

なんとなく自転車のカタチになってきました。ここまでくると早く走ってみたいです。いつも変わった自転車に乗っているので、この程度でしたらフツーの方ですね。


ここまで作っています 

まだまだ仮組みですが、ハンドルとサドルが取り付けられると自転車になってきますね。実験的に製作した部品も取り付けてあれこれ考えている段階です。各部を何度も眺めていると気になる部分が出てきますので、そこからまた手直ししていきます。自転車のまとめではこの過程が楽しく、勉強になります。


片持ちタイプのフロントホークにしています。街の中を走っている状態で見ただけでは気付かないかもしれませんが、こういうモノは気付く人だけにわかればいいんですね。片持ち式にしたのは単なるアソビで理由はありません。

ハブ内にブレーキが内蔵されているのでキャリパーブレーキはないです。片持ちハブは車輪組みが普通の車輪よりも手間がかかります。アタッチメントを自作しないと振れ取り台にもセットできませんしね。

 

今回のレストアで変更したヘッド部の後ろ側のパイプは、もう少し太くした方が全体のバランスがとれるようです。一度気になるとどこまで行っても気になるものです。安心して「観賞」するためには作り直したほうが良いですね。


最初に言い訳した通り、実験的な部品製作です。単なる思い付きを実際の部品で立体的に眺めるのが目的で製作しています。

 

ワンタッチピクニカのフレームは特徴的な形状をしていますから、ハンドルにも特徴を持たせた方がいいのか? あるいはハンドルこそシンプル形状の方がフレームが生きてくるのか?、、、なんてことを延々と悩んでいくわけです。


ブレーキはキャリパーブレーキで考えています。オリジナルはハブに取り付くバンドブレーキでしたが、ここも変更しています。写真とは別のアルミ製で新規に製作中ですが、まだバラバラ状態なので次回に報告します。写真では仮にキャリパーブレーキを取り付けてみましたが、このカタチでは自転車に取り付けたくないんですね。


わざわざ細かいカタチにこだわることもないのですが、、、乗ってしまえば自分では見えないしね、、、でも、自分で納得のいくモノにしたい。できるだけていねいに作ること。簡単に、要領良く、手っ取り早く作らない方がいいと思いますね。

自転車ってほんとにむずかしい。自転車、、、不思議な存在。


次回のレポートは8月8日までに更新します。ワンタッチピクニカを仕上げて今回のテーマを終わりにするつもりです。とっちらかったテーマを整理したいね。

今月は頼まれモノを作っていたので作業日誌の製作はあまり進んでいませんね。ここ半月ほどちょっと大きなモノを2個作って、木枠梱包で発送したのが7月5日。 ちょっとボンヤリしてから、気がつくと、、、「わぁ!!」

こんな話しですがわかってもらえますか?

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