お気楽自転車雑貨(2) 2003年12月

自転車用付属バッグの製作です。工具入れを想定して製作しています。ペダーセン(ペデルセン)自転車への取り付けを考えています。このPedersen自転車も熱心なファンが多いです。先日、Dursley Pedersen BicycleファンのHPからメールがあり、こちらをリンクしたとのこと。見てみましたが、よく調べていて感心しました。

前回、予告したベルは残念ながらまだ完成していません。オシャカの山(ちょっとオオゲサ)です。ページの最後で途中経過を報告しておきます。


製作について

1)バッグ本体 革バッグはキット品を縫い合わせて組み立てました。各種のサイズ、形状のものが販売されていますから適当な大きさを選んで利用しています。外寸は150*100ミリです。色はナチュラル系でサドルと合わせています。かんじんの組み立て前状態の写真を撮っておくのは忘れました。

キット品の場合は縫い目穴が最初からあいていましたので「こんなのは簡単!」と始めましたが、針が通らなくて苦労しました。針を革に対して直角に通さなければならないようです。最後のほうは上達しましたがこういうことは慣れたころに終わってしまうんですね。

 

2)取付金具 アルミ板を加工しています。バッグ本体には後ろ側にベルト通しの加工がされていますので、ここを利用して取り付けました。取り付け位置は検討の結果、サドル下部の位置になりました。

3)マーク ラットエンジニアリングのマークを作って付けてみました。1.5ミリしんちゅう板の表面をリューターで彫刻しています。ハトメ穴を作り、バッグ本体にカシメています。マークの仕上がりとしては、金型で作ったようにはできていません。こういうところは質感や高級感こそ重要で、手作り感があったらダメなんですね。

革製品については製作方法を本で勉強しましたが革の裁断からはまだやっていません。展開図を作ればできるはず、、、しかし完全製作となるとおおげさなことになってくるようです。ドナドナっていう悲しい歌がありましたが、子牛を市場で1頭調達、飼育して、、、牧畜とか放牧とかいうことになるのかなあ。 しかし、なにもそこまで、、

もう一つの問題はマークの彫刻の作業時間です。こんなモノに約3.5hかかっています。これで作ったのは1個ですから生産性が低すぎて工業製品として認めるわけにはいきません。ということで自転車用のしんちゅう製ヘッドマークとして金型の製作を計画しています。金型に彫り込みをしてしんちゅう板を圧印加工します。金型の製作時間は今回より長くなりますが、製品は短時間でどんどん?作れるはずです。しかし、なにもそこまで、、 いやこれはちょっとホンキで考えています。

自転車ってほんとにむずかしい。牧畜もむずかしいと思うよ。


次回は1月8日までに更新します。とりあえず今回は予告することを差し控えておいた方が無難かな?

自転車ベルの製作経過

アメリカンサイクルのシフトレバーの外カバーを製作したのと同様の方法、へら絞り(スピニング)でのベル製作を実験しています。1枚の板を絞り込んで製作します。しんちゅう原板の厚さを3種類、金型の形状を修正しながらの製作です。もうすこしで釣り鐘型のベルが完成するはず。 ほんとはもっとオシャカがありますが、これはちょっとまともな失敗作です。いっそのこと自転車用シンバル?に変更しましょうか。


こんな話しですがわかってもらえますか?

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