どっちのサイクルショー2006

140Bの説明

自転車の自作、手作りをテーマとした提案。

ときどき自転車の自作についてのメールがきます。自転車の自作、製作といってもある程度の工作技術が必要ですので、一概に答えられないことが多いです。ここでの提案は自作を前提にした、なるべく一般的な工作を基本とした自転車を考えてみました

 

原寸サイズでの検討図面です。加工が簡単になるように、フレーム部材をなるべくタテとヨコの構成にしようと考えています。ナナメも一部には使っていますが、基本はタテとヨコ。

丸パイプのカットと溶接はちょっと慣れが必要ですが、角パイプをカットして、組み合わせて作ってみればどうでしょうか?

使用サイズも統一して材料の種類を減らした方がいいと思います。

フロントホークは角パイプと板の構成ですが、キャリパーアーチの取り付け部は丸パイプを曲げています。

ヘッドパーツはナイロンを切削して作ってみました。

シートチューブが垂直に立ち上がっていますので、なんかヘンな感じですが、関係寸法は一般的サイズとほぼ同じですから乗った感じも同じになるはずです。

サドルは上下の調整ができない一体式です。自分のサイズに合わせて製作しますので上下調整はナシにしました。こんなところはカンタンに済ませます。

ラットエンジニアリングの転写マーク。

一文字型のハンドルバーです。フロントホークとの溶接構造です。パーツの互換性を考えるとハンドルバーは通常サイズ22.2ミリの方が良かったのでここは丸パイプにしています。

ハンドルバーは一直線でも良かったのですが、緩やかに曲げることで見た目のイメージを柔らかくしました。自転車、、、一般的な機械の部品じゃありませんから見た目も考えて作ります。

チェーンステー部はごついですが、、、このくらいあってもイイと思ったんですが、、、幅はもう少し狭くても良かったですね。

溶接はほとんどアーク溶接で、溶接痕もなるべく残しています。

製作しているとだんだん見なれてくるので、これでもフツー。

塗装はガン吹きではなく、ペンキをハケ塗りしています。ペタペタ。

自転車では吹き付けにしてもっと繊細な感じに仕上げていきますが、こちらの場合はペンキがボッテリしたハケ塗りにした方がいいだろうと思っています。2トーン仕上げにしてアソビを入れました。

街中で乗るとふつうの自転車とは違ったカタチなので人目を引きます。製作についての条件を付けて作ってみましたが、面白いモノに仕上がったでしょうか。

自転車の自作、製作はこんな感じでも作れるわけです。ラットエンジニアリングでもそうですが、製作にあたってはなんらかの制約があるのがあたりまえで、その条件の中で考えて、作っていくことが大切だと思っています。できる範囲で考えて、だんだんレベルを上げていけばいいんじゃないでしょうか。

だいたいモノ作りなんか制約だらけ、妥協だらけなんだから、、、

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