どっちのサイクルショー2006

140A

変わった自転車のカタチ。

昨年の「どっちのサイクルショー2005」で160Aを作りましたが、この考え方をさらに進めてみました。車輪サイズを14インチにして、まん中の部分を下側に下げています。自転車の乗るときの動作をラクにして、サンダルのように気楽に使いたいなぁ。メイン部材をバックまで延ばして、ゆったりした感じにしてみました。

 

原寸サイズでの検討図面を書いていますが、メイン部材の曲げ方で全体のイメージが決まるようですね。

車輪サイズが小さくなると、フロントホークやチェーンステーが短くなってくるので面白いカタチになりそうです。

ヘッドチューブは長めに設定しています。メイン部材が下側に下がってきますので、何かを積載できるようにバスケットなどの取り付けネジを付けています。

シート部分は160Aのイメージを使っています。160Aよりも簡単な構成。前側と同じに取り付けネジも付いています。

荷物の積載にいくらかでも有利になるように、このシート形式がいいんじゃないかと思っています。

こんなハンドルはあんまり見かけないね。

ハンドルは板を使った溶接構造で、2枚の板が平行に立ち上がった形式を考えてみました。こんなカタチも好きです。中央のあいたところにライトを付けています。

考え方を示すためにバスケットも作ってみました。オプションでこんなモノがあったらどうでしょうか。

近所まわりで使う場合には、ちょっとしたものを入れられるバスケットが欲しいですが、特徴的なフレームが目立たなくなるので、この部分にはバスケットがない方が良いという意見もあります。

すれ違ったときに振り返って見るような自転車が作ってみたいです。

車輪径を小さくするとそれだけでかわいい感じになります。この自転車は全体にもう一工夫ですね。

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