Last modified: Sun, 09/28/2003 15:33

2003年9月

9/28Linux Zaurus Updater/使用済み原発

 だいぶ前の話になるが、私が使っているLinux Zaurusにアップデータが出た。ver.1.5にできるやつである。ver.1.4が公開中止中だったので持ちに持った公開である。なので早速当ててみた。
  あててみると動作がびきびするようになった。手書き認識も精度があがったような気がする。

 Linux Zaurusには、それ用のApache+PHPOpensshなどのパッケージがでている。インストールしてみると、どれもまずはうまく動いているようだ。ということでPHPでPukiWiKiを動かしてみたりする。Web browserとしてはKonquererが出ているので、それ経由で見てみると、これが見る分には上手く動く。ただkonquererのフォームの動作がどうもおかしいようで、書き込み・修正は上手くできない。色々ネタメモ帳にしようと思ったのだがちょっと上手くない。ただPHPが動くならば、自分でアプリも作れるということでかなり融通が利きそうな感じである。他にアプリ作成には、Python+PyQtも使えるようなので、そちらもボチボチ開拓したい(PyQt日本語概説)。この組み合わせでGUIアプリが作れるらしい。

  いずれにせよ実用面でもいじり倒し面でも十分使えているわけだ。

 ところが最近、時々ハングするようになってしまった。色々調べてみると、どうもスワップファイルをおいているSDカードの一部がいかれていて、そこまでスワップ領域を使ってしまうとそこで固まってしまうということのようだ。SDカードの書き換え回数の寿命がきてしまったらしい。まあ書換回数の制限があるのはわかっていて、それを承知でSDカードにスワップファイルを取っていたのだが、こんなに早く駄目になるとは思っていなかった。
 なので今後はひとまずスワップファイルは本体側に取るようにした。そのようにスワップファイルを作りそれを使うように設定をかえ、無事解決となった。古い方のスワップファイルはそのままにしておく。消したらまたSDカードのだめな部分をいつか使ってしまうことになるので。
 アメリカでは原発の寿命が来たら、原発全体をコンクリで固めてそのまま放置すると聞いたことがあるが、そんな感じの放置法ではある。

 ちなみに話はそれてアメリカの原発についての聞いた話だが、アメリカでは寿命が来た原発はもともとそういう風に始末するつもりだったので、解体費用など考えずに済むので安く済む。しかし日本は狭いので、どうしても解体する必要があるので高くついてしまうということらしい。それで今日本は四苦八苦しているわけだ。こう言う暗黙の前提条件の食い違いというのはなかなか気がつかないんだよね。


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