Last modified: Wed Apr 26 21:07:38 JST 2000

2000年4月

4/26
 神奈川の今回の誘拐事件は,プリペイド式携帯電話や,架空名義の銀行口座への振りこみ+ATMからの引き出しといった,広く行き渡った技術をごく普通に利用した犯罪であった.マスコミが言うようにハイテク犯罪などではけしてない.
 しかしマスコミの論調を聞く限り,架空名義の口座が簡単に作れるほど,銀行が無法地帯だとはみんな思っていなかったようだし,携帯が犯罪に使われることも想定していなかったようだ.
 ここはぜひとも免許制を導入したい.同じように「無法地帯」と呼ばれるインターネットに免許制を導入しようと提案した人物にならって.携帯を使うにはまず免許を取る,と.試験の中身は,公序を乱したり犯罪的な内容を携帯で連絡とりあわないような「モラル」を求めるような内容だろうか.それを「電気通信事業者が検閲をしている」とかとっちゃいけないよ.
 同様に銀行を開業するときは免許がいるようにする,と.ここで「銀行は大蔵省の認可が下りないと開業できないので免許制よりももともと厳しいはずだ」とか,さらに進んで「認可制の下でもこんなに架空名義の口座が作れてしまうのならば,免許制の効果もたかが知れている」とか言っちゃいけない.
 あるいは携帯電話の通話にフィルタリングをかけて,犯罪的な言葉が通話に現れたら通話切断・自動通知などするシステムを導入するのも良いかもしれない.そのようなフィルタリングを可能にするような自然言語認識は不可能とされているが,それでも同様のシステムはインターネットでは広く使われているのだから問題はないだろう.もちろん社会正義の前には「検閲じゃん」「電気通信事業者は検閲しちゃいけない」とか言っちゃいけない.
4/25
 昭和30年代の北上川上流は秘境らしい
 思えばわが学友番長こと山根氏の勤める岩手県立大学は北上川上流ではなかったか.
4/15
 先日の鳥肌実のイベントは,どうも一時期ないという話が流れたため,タニグチリウイチ氏は来なかったようだ.せっかく楽しみにしていたのに(嘘).
4/11
 さて石原知事が「三国人」とか「外国人もいるので災害の際の騒擾時には自衛隊を頼りにしたい」とか言うようなことを述べて問題になっている.ちなみに私は最初聞いたときは,「騒擾時には流言蜚語を元に外国人をリンチしようとする人が出てくるので,自衛隊が外国人をそのような人から守れ」という意味と取ったのだった.なんぼなんでも文字通り取れないだろうと思ったら,文字通りの意味だったんだねえ.
 しかしマスコミにこんなにいわゆる放送禁止用語が流通したのってめずらしいよなあ.
4/9
 今日は新宿にて鳥肌実のパフォーマンスを見る.最初はあまり入り込めないようで苦労していたようだが(とは言え彼のパフォーマンスははじめてみるので,もしかしたらそれもネタの一部なのかも?),後半からはまあまあ.もうちょっとネタを用意しておいた方がいいような印象だが,それもネタのうちかな?
 実のところ私は,彼のパフォーマンスの他に,タニグチリウイチが来ているはずなのでそれは誰なのだろう,と観客の方も非常に気になっていたのだ.でよく知らないけども鳥肌実に最後に声をかけていた巨漢がそうなのだろうと勝手に納得.本人が「違う」と言っても決定(笑).
4/8
 一頃噂になったPC汚染度チェックをいまさらながらやってみた.モバイル環境なんか持ってないし,旅行はメイルを読まなくてもすむ状況になるために行くんだけどなあ.まあいけど.


あなたは 156.55%
コンピュータに汚染されています.


もうかなり駄目なレベルに来ています.
コンピュータ依存症と言っても過言ではないでしょう.
立ち直ることはまず無理です.
コンピュータが無くなったら,そわそわして何も出来なくなるでしょう.
また旅行などに行っても,手元にPCが無くてメールチェックが
出来ないなどの状態に絶えられませんね.
というか,多分モバイル環境も持っているから問題ないでしょうけど.
一般的なPC用語は問題ありません.
でも,もっと精進すれば,歩くコンピュータ辞典と
いわれることになるので,がんばりましょう.
貴方はどちらかというと,UNIXマニアですね.
Windowsのコマンドラインでつい「ls」などと叩いて
悔しい思いをしていることが多いことでしょう.
打倒ゲイツOSを掲げて日々精進してください.
PC暦が既に10年以上あることだけは確かなようです.
というか結構年食っているのかも・・・・
昔のPC用語を知らない人に布教する活動をして
嫌われない様に用心してください.

4/2
 なんかこの年度替わりに友人二人が相次いで上京してくる.皆おれを追いかけてくるんだな(嘘).
4/1
 私の契約しているプロヴァイダのInfosphereの,web page spaceのサーヴィスが,4/1から無料になったということで,契約して,大学に置きっぱなしだった自分のページを移動させる.あとは大学のページにアクセスしてきたのをsphereの方に転送するように設定するだけだ.

 そう言えば今出ている雑誌『広告』はキャラクター特集ということで,その中でアメリカンプロレスWWFの記事も有る.先月頭に仙台に戻ったときに,ちょうど番長達とアメリカンプロレスの話をしたばかりであった.
 しかし私が今注目しているキャラ作りものは,"Crunch"である.CrunchはNYだかにあるエアロビクスジム.その番組をDirecTVのチャンネルであるSheTVで放映しているのである.そしてそのインストラクターたちが皆キャラクターを作っているのだ.オープニングでインストラクターの名前の紹介があるのだが,名前の他にもう一言でてくる.曰く"Miami mania"とか"Underground Funk"とか"Homeperm Funk"とか.それを見ていつも私は『バトルランナー』を思い出すのであった.まあWWFと比べると特にストーリーがあったりするわけではないが,エアロビクスのインストラクターさえキャラクターを作る,日本とはまた別のキャラクター大国アメリカを見る思いである.


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