Last modified: Fri Feb 06 20:53:15 1998

1998年1月

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 何日か前だが,景山民夫がなくなった.我々の世代だとバブル期のお馬鹿な番組の放送作家のイメージが強いが,何かしらんが直木賞もとってしまったというおお馬鹿者だった.ご冥福をお祈りしたい.

 しかし気になるのは,「いつ幸福の科学は景山民夫の霊言を出版するだろうか」だ.楽しみである.

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 かの「窓の杜」は評判が悪いという話はよく聞くが,ついにこういうページに書かれるまでになってしまった.
 あそこはそもそもはひぐちさんが東北大のftp serverの「秋保」で「秋保窓」なるページを始めたのが起こりだった.しかしシェア・フリーソフトウェア作者の意志を無視するような配布形態をしようとしたため,大学のftp serverからおんだされてしまったのだ.ひぐちさん自身はそれを好意でやっていたようだったが,自分の好意が他人にとっても好意と受け取られるかどうかということには無頓着だった.それはどうも今も変わっていないようだ.
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 サッカー日本代表がワールドカップ出場を決めてからだいぶたつが,週刊誌は毀誉褒貶色々記事にしている.その中の一つで,何にのっていたのか忘れてしまったけども面白いのがあった.
 曰く,今の日本代表はチーム内はばらばらだと.まず今の日本代表は内部は三つのグループに分かれていて,ひとつはカズ・伊原らのベテラン,ドーハ組である.もうひとつはバルセロナ五輪組で相馬・小村・名良橋・名波といったところ.なんと彼らはオリンピックに出られなかったため無気力なんとさ.彼らのどこを見て無気力だななんて思ったんだろうなあ.もうひとつはアトランタでブラジルを破って怖い物知らずの城・中田.昔はベテラン組が引っ張っていたのだが,最近は中田辺りが台頭してきたんでカズも多少中田への対応が変わってきた.しかし中田はいつものあの薄ら笑いで適当にあしらっている.とかそんな感じの内容.
 これは多分会社で邪魔者扱いされているおっさんどもが,自分をドーハ組の大ベテランに擬して感情移入するための記事なんだろうなあと思った.経験豊富な優秀なベテランだが,無気力だったり元気一杯で怖い物知らずの若者と一緒に仕事して大変大変.でもパソコンとかがオフィスに台頭してきて,その操作のためにはそういった若いやつらにこびへつらわなければならない自分(そしてそれを陰で笑われていると妄想する).そういう辺りで感情移入するのだろう.

ISHIDA Tsubasa <tbs-i@cpsy.is.tohoku.ac.jp>