二話連続で仲間を逃したことにアイタタな今日この頃。さて、今回こそ絶対捕まえてやる。
OPは謎の剣の達人と・・・ファントム≪幻影≫と呼ばれる存在。多分、皆某泥棒三代目の仲間を連想すること間違いないと思うのですが・・・どうなんだろう?
どうでもいいが・・・このタイトル原田知世の曲が流れてくる・・・そういえばあれもラベンダーの香りだったっけなあ(後に、電撃プレイステーション誌によれば今までのタイトルがジュヴナイル小説のタイトルであることが発覚)
場所は変わって、今日も朝日がまぶしいです。
教室はと言えば、何故かツチノコ騒動で持ちきりらしいとのこと。ああ、あっちでも色々幻の生物とかいうのはあったが、こういうのって全世界共通なんだなあ・・・ふーん。
っていうか・・・皆守のツチノコの絵に大爆笑。いや、俺だって≪宝探し屋≫だけど現物なんてお目にかかったことはないし、≪ロゼッタ協会≫でもそういう依頼があるって話は聞いたことも見たことも無い。単に俺が知らないだけという可能性もあるが。
八千穂の絵もどうかと思うが・・・結局俺はどっちもどっちだとか言ったら物凄い勢いで睨み返されましたよ。冗談じゃねえって。俺は巻き込まないでくれ、うん。
というか教室にOPの謎の剣の達人登場。
勝負を持ちかけられるんですけど。
阿呆か、いや、あまりにまっすぐ、正々堂々しすぎて俺は一瞬魂を抜かれかけました。ああ、やっぱりここまでまっすぐな奴っていたんだ。右目眼帯だけど、誰かに似ているんだよな・・・うーん、誰だろう。思い出そうとして何か上手く思い出せないというのは本当に引っかかりのあることなんだ。
ははははは、面白い奴。ここまで来れば素直に受けて立とうじゃねえか・・・ってヒナ先生邪魔しないでくれよ。
そういえば、このイベントの前に千貫の爺さんが登場するのですが・・・ぼっちゃまってやっぱり奴か。
というかぼっちゃまの膝枕? で転寝する胸でかいねーちゃんが素敵です。いいな、ああいう感じって嵌るんですよ。美人がうっかりと素に戻る一瞬と言うか、その無防備さっていうか。
まあ、あのまま居たらまた八千穂と皆守の論争に巻き込まれるので脱出、ああ。そういえば、いきなり二人が俺のことを「九ちゃん」と呼び始めましたよ。よりによって九ちゃんって・・・坂本九ですか!? 俺は好きだけどね。こういうしんみりな歌声も。最初あだ名の設定が無いのがちょっと吃驚したけど、書くスペース無かったもんな。だから好きに呼ばれようと構わないが・・・これちょっと微妙。まあ、慣れるまで我慢すっか。
個人的には「くーちゃん」「きゅーすけ」「くぅ」「クロ」「ハバッちとか色々想像していたんだけどな。まあ、魔人の外法帖でもちゃんとあだ名で呼んでくれたのは京梧と小鈴ぐらいだっけ?後は好き勝手に呼んでいたな。まあ、呼んで欲しい時には前もって言っておかんといけねえけどね。
・・・で、昼休みは図書室で百科事典をゲット・・・これ装備できるんだ。
その後、七瀬嬢と話をしたら最近備品が消えているとのこと(汗)すんません、それ俺ですから。仕方ないので今手に入れた百科事典を返却しました。勿論、俺が盗ったことは内緒で。その後貰ったプリンはカラメルのせいだけでなくとても苦い味がしたさ・・・(百科事典は既に装備済み) その後、音楽室で取手に羽根を渡して「虎のマスク」を貰う。あの・・・もしかしてプロレス好き? で、好きなのは先日凱旋帰国した謎の大型覆面レスラーとか言わないだろうな。
※謎の大型覆面レスラー:魔人剣風帖の醍醐雄矢のこと。一応白虎のマスクを被り必殺技は「白虎スープレックス」で近々ヘビー級世界ベルトに挑戦するとのこと。
気まずいので屋上へ。
み・・・皆守・・・
皆守「遠い異国へ行ってみたい気にならないか・・・」
俺、お前とだったら何処の国でも行けるさ!とりあえずお前の運動神経だったら一緒に≪宝探し屋≫になって世界中の遺跡を回って行こう! 今は學園の仕事があるけど、終わったらお前も一緒に・・・という妄想が繰り広げられたことは本人にはオフレコで。
で、何か怪しい人が校内に侵入したとかで追っかけて行くことに。
怪しい人物もそうだが、八千穂がナチュラルに金属バットをくれることも怖かった・・・持ってたんですか。
走っていく際には何故か七瀬嬢が・・・あ。やべ・・・
とりあえず、落としたH.A.N.T.を拾って再び追っかける。待てっつーの。
やっぱりというか・・・てめえか、鴉室。俺にセクハラとはいい度胸じゃねえか。
ツチノコ騒ぎもお前の仕業かよ!ますますもう一発ブン殴んねえとな。
っつーか、皆守の反応が変なんすけど。俺を助けに来てくれた割には言動が・・・鏡を見ろって・・・
あれ?
これ、鏡なのになんで七瀬嬢が?声も違うしなあ・・・とりあえず胸を揉んでみよう・・・何だよ、皆守その反応は。そうか、夢だよ、俺はまださっき七瀬嬢とぶつかってまだあそこに倒れているんだ。これは夢だからつねっても痛くないってベタなオチなんだよ・・・だからむぎゅ・・・
痛ぇ!!!!
だから俺は七瀬じゃなくて、葉佩だって。なあ、信じてくれよぉ・・・。
とりあえず、授業どころじゃねえ。とりあえず保健室で休もう・・・それからだ。というか俺の体を持った七瀬嬢は何処に行ったんだ?
ルイ先生・・・≪気≫が読めるとは流石劉の姉。
事情を説明したら理解してくれました。とりあえず、こんなことは秘密ですよ、秘密。
七瀬嬢と再開できたけど・・・とりあえず事情は互いに理解できたようで・・・早くもどらねえと俺も真里野との決闘があるんだよ・・・。方法はねえのか?方法は・・・。
そのまま七瀬嬢の中身の俺は何とか自室に戻ったらしいけど。俺はこの姿のまま夜に。
千貫の爺さんも雰囲気で俺だと察しているようですが・・・まあ、それはありうるが。白岐・・・流石と言うか何と言うかお前はどうして分かるんだ!?
後は何故か七瀬嬢が俺と付き合っているとかいう噂が流れているらしいです。いいや、七瀬嬢はあくまでも知り合いだから。俺が好きで付き合いたいのは皆守だけだから!
まあ、俺はその後のすどりんの水着でノックアウトされました(汗)
で、何故かヒナ先生をさらったとかいうメールが来て不審に思いつつも遺跡へ。
七瀬嬢の姿なのだから仕方ないが・・・
No Bady
一人で遺跡攻略・・・クエストできないじゃん・・・というか七瀬の体でも能力値は俺のままだけど・・・いかに今まで俺が八千穂のスマッシュに頼りまくってきたかを実感。絶対ここでプレイやり直した人間がいるよ、絶対。
で、まあ問題はさらに。
暗闇トラップクリアできねえ・・・攻略掲示板のお世話になり、通常の敵に全滅させられました。普通、ちょっと難易度ここは簡単にするとかっていうの容赦がまったくありません(汗)それでも真里野はヒット&アウェイで倒し、月詠も殆ど自滅覚悟で倒しましたが・・・月詠は銃よりも日本刀の方が効きましたよ。
この話で手に入れた日本刀がかなり重宝しておりまして、AP15と高めですが、斬って斬って斬りまくる武闘派文学少女の出来上がり。
その後、真里野は見事に仲間になりました! 良かった、良かった。
というか真里野のプリクラは京梧コスプレだったですが・・・やっぱり原子刀といい、口調とか考え方といい某泥棒三世一家のあの人としか思い浮かびません。ひそかにあだ名は「ゴエモン」で。
ヒナ先生をさらったのは真里野じゃない・・・って誰だ。
お前が・・・白い仮面!
あの仮面を見たとき【嵐王】って叫びたくなったさ。いや≪オペラ座の怪人≫のファントムだからああいう仮面だとしても心の中で【嵐王】決定。
その後、俺はヒナ先生の前で笑うしかありませんでした。
翌日・・・俺は無事元に戻っていたのですが。
ルイ先生は俺と七瀬嬢の気が似ているとかいうメールを、七瀬嬢からは無事戻ったとのメールをくれましたが。あれ、七瀬嬢は自分の部屋にいるとか言ってたけど・・・ということはここは・・・開けたら絶対死ぬ。嫌だ、やめてくれーーー。でも選択肢は【ドアを開ける】一つのみ。
俺は無実だ、無実なんだーーー。
その後、数日間俺は女子寮に忍び込んだ痴漢として女子からは冷たい視線で、男子から英雄として称される生活をしていました(汗)
ちなみに俺の部屋にいた七瀬嬢は何故か無事に寮を抜け出せた模様です。多分裏口か窓あたりから逃げたらしい。
第六話 終
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