無名子のよしなしごと
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おもいつくままに
トサミズキ(土佐水木)とヒュウガミズキ(日向水木)の比較
ヒュウガミズキとトサミズキ、どちらも狭い範囲にしか自生していないので、
見かける物は庭や公園などに植栽されている物ばかりですね。
一見しただけでは見分けづらいヒュウガミズキとトサミズキですが、
なれてしまえば簡単。
下向きの花を覗き込んで、蕊が紅色ならトサミズキ、黄色ヒュウガミズキ。
ネッ、簡単でしょ (∩.∩)
その他の点も含め、素人なりに、纏めて見ました。
トサミズキ(土佐水木) マンサク科トサミズキ属
四国・高知県の
蛇紋岩地帯に分布する
落葉低木
*
. 花と花の間隔が広く
花が少ない
*
. 花房が大きい(長い)
*
. 蕊が紅色
トサミズキの全体
トサミズキの花
ヒュウガミズキ(日向水木) マンサク科トサミズキ属
本州中部や近畿の
日本海側の
岩地に分布する
落葉低木
*
. 花と花の間隔が狭く
花が多い
*
. 花房が小さい(短い)
*
. 蕊が黄色
ヒュウガミズキの花
ヒュウガミズキの全体
各画像ともクリックで480×360のサイズの画像を表示します。
その他
マンサク科トサミズキ属の木は日本では4種、
トサミズキ(土佐水木)、ヒュウガミズキ(日向水木)の他に
コウヤミズキ(高野水木)、キリシマミズキ(霧島水木)の2種が有ります。
コウヤミズキ(高野水木) :中部地方以西、四国、九州、山地の岩地に生育。
キリシマミズキ(霧島水木):高知、愛媛、九州・霧島山系、山地の岩地に生育。
トサミズキ属の木は自生地が限られたり、数が少なかったりで、
野生の物には出会えそうも有りませんが、
どれも、庭木などとして、植栽されているようです。
いつの日にか、出会えるかな?
必要に応じて書き足したいと思ってますので、質問、ご要望等はメールして下さい。
無名子のアドレス
は
mumeisi@with.biglobe.ne.jp
です。
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