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サザンカ(山茶花) ツバキ科 |
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サザンカの園芸品種は、サザンカ品種群、カンツバキ品種群、ハルサザンカ品種群、タゴトノツキ品種群の4つのグループに分類されるそうです。
先日、勉強させて戴いた、群馬フラワーパークでのサザンカ鑑賞会の資料を基に、下記の様に纏めて見ました。サザンカの品種数は、約1000種程あるそうです。今回並べてみたのは、ほんの31種。大海の中の一滴程度にしか成りませんね。
皆さんの参考の一助に成れば幸いです。 |
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★ サザンカ(山茶花)品種群 18種掲載 |
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- サザンカの自生種に近いグループ
- 花期は10月〜12月
- 花形は一重から二重程度
- 花色は白・桃・紅。覆輪に紅のぼかしが入る物もある
- 樹形は多くが立性
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サザンカ(山茶花) 原種 ツバキ科
自生種は沖縄・九州・四国等に分布。 |
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カザハナニシキ
(風花錦) |
チヨヅル
(千代鶴) |
セツゲッカ
(雪月花) |
セツザン
(雪山) |
チョウジグルマ
(丁字車) |
ハナコヒメ
(華子姫) |
シュチュウカ
(酒中花) |
マドノツキ
(窓の月) |
ヒトリシズカ
(一人静) |
ハシダテ
(橋立) |
ヤマグチボカシ
(山口ぼかし) |
フナキヨコモク
(舟木横杢) |
サントウカ
(三頭花) |
シノノメ
(東雲) |
イクスクィジット |
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ヒノハカマ
(緋の袴) |
オオサカズキ
(大盃) |
クロベニサザンカ
(黒紅山茶花) |
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★ カンツバキ品種群 16種掲載 |
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- 獅子頭(寒椿)の実生、またはその後代と考えられるグループ
- 花期は11月〜3月
- 花形は八重から千重・獅子咲き、華やかな物が多い
- 花色は白から紅、まれにふち紅ぼかし
- 樹形は枝が横に張る
- サザンカ品種群と交雑しやすい
- カンジロウやシシガシラは生け垣などに多く見られる品種
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カンジロウ
(勘次郎) |
(獅子頭) |
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オトメ
(乙女) |
カナオカオトメ
(金岡乙女) |
シンオトメ
(新乙女) |
ヒクマオトメ
(曳馬乙女) |
ホッシンザクラ
(発心桜) |
サクラフブキ
(桜吹雪) |
ミノボタン
(美濃牡丹) |
シコクベニ
(四国紅) |
イチキカンツバキ
(市来寒椿) |
シャンソネット |
ジーン・メイ |
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キラシロカンツバキ
(吉良白寒椿) |
フジノユキ
(不二の雪) |
ハレスガタ
(晴姿) |
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★ ハルサザンカ品種群 6種掲載 |
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- サザンカとツバキの種間雑種、またはその後代と考えられるグループ
- 花期は12月〜4月
- 花形は一重から八重、千重
- 花色は桃から紅、縦絞り、縁紅ぼかし、白花種は稀
- 結実率が低く、ほとんど結実しない
- 多くがサザンカ、ツバキの特徴を持つため見分けるのが難しい。
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ヒリュウ
(飛竜) |
ヤマトヒメ
(倭姫) |
テンリュウコウ
(天竜紅) |
タカラヅカ
(宝塚) |
ホシヒリュウ
(星飛龍) |
ショッコウ
(蜀紅) |
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★ タゴトノツキ品種群 2種掲載 |
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- 中国原産のユチャの系統
- 両者の中間的な個体が多数ある
- 品種名があるのは「タゴトノツキ」と「ギンポウ」の2種
- 花は白・一重・小輪
- 花期は11月から12月
- 他の品種と違い、葉は大きく革質で表面に光沢が無い
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各画像とも、クリックして頂くと
やや多きサイズ(480×320)の画像を表示致します。 |
今回は、時間不足のため、概要だけになってます。
必要に応じて書き足したいと思ってますので、質問、ご要望等はメールして下さい。
無名子のアドレスは mumeisi@with.biglobe.ne.jp です。
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