無名子のよしなしごと・別館
 おもいつくままに

複数画像のレイアウトについて−−サムネイル画像の利用−−

ウェブリブログもずいぶん進化して、複数画像の掲載やレイアウトも作業しやすくなってきましたね。
それでも、私の「胸を張って  冬桜」の様な、自由なレイアウトには充分とは言えないようです。

そこで、私が行っているTABLEタグとサムネイル画像を用いたレイアウトについて説明したいと思います。今回は、「サムネイル画像(縮小画像)の利用」と「TABLEタグの利用」の2部に分かれています。レイアウトに付いては「TABLEタグの利用」の方を参照して下さい。



以前UPした下記の説明文も参照して下さい。



サムネイル画像とは、元の画像サイズを小さくし見本のように表示した物で、
クリックして本来の大きさの画像を表示させます。

狭い画面の中で、幾つもの画像を表示するときに良く使われていますよね。
2つの方法が有ります。ここでは、画像表示の<IMG>タグとリンクの<A>タグを使います

◎ 画像表示 <IMG>タグ

<IMG SRC="★" WIDTH="▲1" HEIGHT="▲2" ALIGN="▼" ALT="●画像名" BORDER="■">

WIDTH="▲1"  ⇒  横幅のサイズ指定、ピクセル、又は%指定
HEIGHT="▲2"  ⇒  縦幅のサイズ指定、ピクセル、又は%指定
 
ALIGN="left"  ⇒  画像が左寄せ、テキストが右側に。
ALIGN="right"  ⇒  画像が右寄せ、テキストが左側に。
ALIGN="top"  ⇒  画像が左寄せ、テキストが右側に。
画像の上端と、テキストの1行目が揃う
ALIGN="middle"  ⇒  画像が左寄せ、テキストが右側に。
画像の中心線とテキストの1行目が揃う
ALIGN="bottom"  ⇒  画像が左寄せ、テキストが右側に。
画像の下端と、テキストの1行目が揃う。
 
ALT="●画像名"  ⇒  画像名や画像の代わりに表示するテキスト
BORDER="■"  ⇒  画像の縁取りと太さの指定、0でライン無し


◎ リンク <A>タグ


<A HREF="★リンク先" TARGET="▼">●リンク元(リンクスイッチ)</A>

TARGET="_blank"  ⇒  新規ウインドウを開いてリンク先の文書を読み込む。
TARGET="_self"  ⇒  リンク元と同じフレーム枠に、リンク先の文書を読み込む。
TARGET="_top"  ⇒  全てのフレームを解除して、全画面にリンク先の文書を読み込む。
TARGET="_parent"  ⇒  親フレームにリンク先の文書を読み込む。
TARGET="name"  ⇒  指定したフレーム枠にリンク先の文書を読み込む。







 その1. 画像を縮小表示させる(同一の画像を大小に使い分ける)) 

 


上の元画像 A_sora_s01.JPG を縮小表示させます。

元画像 A_sora_s01.JPG (480×360)を小さく(266×202)表示するには
<IMG SRC="★" WIDTH="▲1" HEIGHT="▲2" ALIGN="▼" ALT="●画像名" BORDER="■">

SRC="★"を A_sora_s01.JPG、WIDTH="▲1を266、HEIGHT="▲2を202、BORDER="■"を0 にして
<IMG SRC="A_sora_s01.JPG" WIDTH="266" HEIGHT="202" BORDER="0"> と成ります。



これに <A HREF="★リンク先" TARGET="▼">●リンク元(リンクスイッチ)</A> を組み合わせます。

★リンク先に A_sora_s01.JPG を ●リンク元(リンクスイッチ)に、先ほどの
<IMG SRC="A_sora_s01.JPG" WIDTH="266" HEIGHT="202" BORDER="0">を書き込んで

<A HREF="A_sora_s01.JPG" TARGET="_blank"><IMG SRC="A_sora_s01.JPG" WIDTH="266" HEIGHT="202" BORDER="0"></A> とします。

TARGET="▼" は、TARGET="_blank" にした方が無難です。



<A HREF=・・・ から・・・</A>の間は改行せず、一行に書いて下さい。



結果は・・・ 
サムネイル表示された画像をクリックしてみて下さい。
元の480×360の画像を別ウインドウに表示したはずです。

 <IMG SRC="A_sora_s01.JPG" WIDTH="266" HEIGHT="202" BORDER="0">




縮小表示させただけ。
<A HREF="A_sora_s01.JPG" TARGET="_blank">
<IMG SRC="A_sora_s01.JPG" WIDTH="266" HEIGHT="202" BORDER="0"></A>



サムネイル表示された画像をクリックすると
大きな画像を表示します






 その2. 縮小した画像を別に用意する

その1.の用に画像を縮小表示させるのではなく、
予め画像サイズを小さくしておいた、別の画像を用意しておきます。



元画像の
A_kesiki_tooyama_s01.JPG 
(480×360)


縮小しておいた画像
(少し加工して影を付けています)
A_kesiki_tooyama_2ss01.JPG
(266×202)
右の小画像をクリックしたら、左の大きい画像を表示させるようにします。


小さい画像を表示させるためには下記のように
<IMG SRC="★" WIDTH="▲1" HEIGHT="▲2" ALIGN="▼" ALT="●画像名" BORDER="■">

SRC="★"を A_kesiki_tooyama_2ss01.JPG 、BORDER="■"を0 、にして
( WIDTH="▲1"とHEIGHT="▲2"は指定する必要はありません。)

<IMG SRC="A_kesiki_tooyama_2ss01.JPG" BORDER="0">



そして、クリックして本来の大きさの画像を表示させるためには

<A HREF="★リンク先" TARGET="▼">●リンク元(リンクスイッチ)</A>

★リンク先は A_kesiki_tooyama_s01.JPG
●リンク元(リンクスイッチ)に縮小画像、<IMG SRC="A_kesiki_tooyama_2ss01.JPG" BORDER="0"> を書き込んで <A HREF="A_kesiki_tooyama_s01.JPG" TARGET="_blank"><IMG SRC="A_kesiki_tooyama_2ss01.JPG" BORDER="0"></A> とします。

TARGET="▼" は、TARGET="_blank" にした方が無難です。



<A HREF=・・・ から・・・</A>の間は改行せず、一行に書いて下さい。



結果は・・・ 
サムネイル表示された画像をクリックしてみて下さい。
元の480×360の画像を別ウインドウに表示したはずです。

<A href="A_kesiki_tooyama_s01.JPG" target="_blank">
<IMG src="A_kesiki_tooyama_s01.JPG" border="0" width="266" height="202"></A>




サムネイル表示された画像をクリックすると
大きな画像を表示します
<A HREF="A_kesiki_tooyama_s01.JPG" TARGET="_blank">
<IMG SRC="A_kesiki_tooyama_2ss01.JPG" BORDER="0"></A>



サムネイル表示された画像をクリックすると
大きな画像を表示します

左は「その1.」の方法で、右は「その2.」の方法で表示させています。






 その3. 両者のメリット、デメリット

その1.の場合、用意する画像が1つですみますが、ナローバンド(低速回線)の場合、表示に時間が掛かります。そのためホームページの作成などではあまり使われていません。

その2.の場合、画像を二つ用意し、縮小画像を作成する手間が掛かりますが、表示が早句成ります。また、私のように縮小画像に影を付けておくなどの加工した物を使うことが出来ます。

どちらが良くて、どちらが悪いと言うことも無いようなので、好みに応じて使い分けても良さそうですね。






 その4.画像サイズと用途

参考のため、画像サイズと用途を下記のような表に纏めてみました。
画像をUPする際の目安にでもして頂ければと思います。

画素数 画像サイズ
(横×縦)
    用途(目安) 150dpi
(mm)
16× 16 アイコン(小) 3× 3
32× 32 アイコン(大) 5× 5
64× 64 アイコン(特大) 11× 11
96× 72 サムネイル画像、携帯 16× 12
128× 96 サムネイル画像、携帯 22× 16
160× 120 HP(小)、携帯 27× 20
約 8万画素 320× 240 HP(中)メール添付 54× 41
約 31万画素 640× 480 VGA HP(大)、サービスサイズ 108× 81
約 48万画素 800× 600 SVGA 135× 102
約 79万画素 1024× 768 XGA ポストカード 173× 130
約131万画素 1280×1024 SXGA A5判 217× 173
約192万画素 1600×1200 UXGA A4判 271× 203
約321万画素 2048×1568 SUXGA 四切判 347× 266
約376万画素 2240×1680 379× 284
約492万画素 2560×1920 A3判 433× 325

より綺麗な状態にするため、写真を印刷する場合は約321万画素(縦横サイズ2048×1568)、300 dpi 以上、をお薦めしますが、パソコン上で表示するだけなら約79万画素(縦横サイズ1024×768)以下をお薦めします。

今のパソコンのディスプレイ、概ね1024×768のXGAサイズだと思うんです。
それ以上の縦横サイズだと一度に表示しきれないか、自動で縮小表示してしまうんですよね。
それならば最初から、そのサイズ以下にしておけば、表示も早いし、容量も食わずに済みます。

以上の事から、インターネット(ホームページやブログ)、メールに使う場合、縦横サイズ1024×768以下にした方が良いようです。印刷を前提にUPするのなら「その2.」で説明したサムネイル画像を用いる方が、閲覧者にとって都合が良さそうです。






 
 注意事項、その他 

★.ここでは「http://www5e.biglobe.ne.jp/~tanuma/Blog_Photo_2/・・・」の様に
   URLを書き込んで居ませんが、ウェブリブログに挿入して使う場合は、
   URLも指定して下さい。


★.URLやタグ、画像のファイル名など、半角の英数記号以外は使えません。
   また、大文字、小文字も判別しますので、要注意です。

      http://www7a.biglobe.ne.jp/~x1/IMG_7767.JPG とすべき所を下記のように書くと
      http://www7a.biglobe.ne.jp/~x1/Img_7767.JPG      ( ファイル名が違う ×)
      http://www7a.biglobe.ne.jp/~x1/IMG_7767.JPG  (全角文字 ×)       

★.この方法は、ホームページ作成、公開の方法の簡略版です。
   タグの使用、ホームページ作成、公開については、下記のサイトが詳しいですよ。
     「とほほのWWW入門 ( http://www.tohoho-web.com/www.htm )」

★.画像の縮小について
   専用ソフトも有りますが、デジカメの付属CD等にある閲覧用ソフト等で
   出来ると思いますので、確認してみて下さい。
   また、オンラインソフトを探すのも良いですね、
   無料から有料の物までいろんな物が揃っているようです。
   下記の所で探してみて下さい。

     Vector http://www.vector.co.jp/
     窓の杜 http://www.forest.impress.co.jp/





今回は、時間不足のため、概要だけになってます。
必要に応じて書き足したいと思ってますので、質問、ご要望等はメールして下さい。

無名子のアドレスmumeisi@with.biglobe.ne.jp です。


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