【ちょっとそこまで】 小豆島 編
この日(2003.8.4)は、この夏一番の暑さだったということです。
こんな日にサイクリングをしてしまいました。(いきさつはこちら)
【積み込み】 2台のチャリを積み込んでいるところです。 左が息子のバイク。 息子が小学校6年の時にスーパーで買った「MTBルック車」。 「ひどい山道は避けてください」なんていうシールが貼っています。 ふだんの通学にはママチャリを使っていますが、こんな時だけスーパーMTBもどき車を漕ぎます。 右が自転車屋さんで一応納車整備もしてもらって買った「避けてくださいシール」の貼っていない自分のバイク。 でもね、どんなバイクを使っても、結局チャリは漕ぐ人のパワーしだいなんですよね。この世界、人力パワーが全てさ!! 息子はバスケの選手。脚力だけには自信あり。 |
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【日生港】 午前3時30分に起きてしまった。完全な寝不足だ。でも、もう一眠りすると多分目覚めの時間は厳しいだろうと無理矢理起きた。 午前4時30分発。 左のハイエースは当然マニュアル車。 だから、トップギアでのレッドゾーン手前の数百回転のねばりは(「伸び」と言えないのがつらいけど)同じハイエースのオートマ車に勝る。登り坂では連勝さ。 そういうけっこうスリリングな「べた踏み走行」で6時40分に日生着。 息子はいつものように爆睡中。 |
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【出航前】 日生駅での写真。 この駅の東側にあるコンビニで朝食をゲット。 人間760円。 自転車210円。 で小豆島大部港まで渡れます。 午前7時30分。 フェリー出航。 約1時間で着きます。 |
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【もうすぐ小豆島】 珍しく、出航後の写真は撮れていません。 とにかく眠たくてフェリーの中では2人爆睡状態でした。 左はもうすぐ大部港着という時に撮った写真。 「なんでガードレールがあんなに高いところにあるの?」 「もしかして」 とイヤな予感がこの後全て当たります。 |
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【「暑い」のひとこと】@福田港 港から左(東側)に行くといきなり坂道が続きます。 ふつうの坂道じゃありません。 「クラブ★X4」のどなたかがおっしゃっていたように単車であれば楽しいアップ&ダウン×ワインディングの道です。 単車にはよくてもチャリで行くと…。 もうすぐ峠の頂上というところではなぜか風はありません。日影はもちろんなし。 蝉しぐれ×草いきれ×アスファルトの照り返し。 これ以上暑さを感じさせるものはありません。体がついて行きません。 息子よ! もうすぐ頂上という一番しんどい時に話しかけてくるな。 |
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【撤収の話ばかり】@福田港に係留されている船の下の魚群 1時間に10数キロしか進めません。 冷静に考えれば「そんなもの」なのかもしれませんがとにかく暑いので…。 自販機前で飲むたびに次のような話になります。 私「このままでは1日かかってももとの場所に戻れやんぞ。どこかに泊まる?」 息子「あ、明日、映画にいくし」 私「レンタカーでトラック借りて港まで戻るか?」 息子「レンタカーやさん、ある?」 私「タクシーで港まで戻って、ワゴンをこっちに運んできて、でチャリ撤収というのは」 息子「それがいい」などなど。 『バスの運転手さんにお願いすれば自転車も乗せてくれるかも』なんて思いもしましたが。 |
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【タオルがほしい】 これだけ暑いのに息子はタオルをワゴンに忘れてきていたのです。 フェリーに持ってきたのは、日生駅前のコンビニで買った朝食の残りと日焼け止めクリーム。 かんじんのタオル類一式をワゴンに置き忘れ。 で、福田港のおみやげやさんでフェイスタオルを買い、この写真の近くの服屋さんでタオルを買うことに。 |
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【ようやく 「らしく」】 内海町付近からようやく「らしく」なってきました。 海沿いの自転車道は潮の香りがします。 これでなきゃ。 南側(香川県側)から入島すれば最初っからこの景色なのでいろいろ見る気にもなっていたのかもしれません。 でももう精神的に立ち寄って見るというゆとりがなくひたすら西へ。 |
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【世界一狭い海峡】 ギネスブックに世界一狭い海峡として載っているという土渕海峡。 たどりつきました。 12時10分着。 数多ある小豆島の観光名所のうち観光したと言えるのはここだけ。 |
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【昼食はうどん】 海の幸を期待していた2人ですが、さすがに暑さで胃が受けつけない感じがしたのでうどん屋さんへ。 ざるうどんです。 おいしかった。 漬け汁もかなり飲みました。 |
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【塩の結晶】 白く見えるのは塩の結晶。 水をゆっくり蒸発させると結晶が大きくなるといわれますが、すぐに冷えたのでしょうか小さいですね(?)。 きたない写真でごめんなさい。 薬屋さんで勾配の少ない方の道を尋ね、小江周りの道で大部港へ帰ることに。 この道もなかなかよかったです。 |
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【これぞ瀬戸内海】 帰りのフェリー上です。 アイスクリームを2個食べて生き返りました。 【小豆島走行データ】 全走行距離:62.36キロ 全走行時間:4時間29分 平均速度:13.8キロ/時 最高速度:49.5キロ |
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【日生港に戻る】 ハイエースが見えてきました。 日生港に到着です。 帰りはエアコンの冷気をめいっぱい浴びながら走りました。 足首を数センチ動かすだけでこんなに走れるなんて…。 漕がんでも走るもんな〜、なんて思いながらついついいつものように限界付近の走行で帰りました。 (持てる力を全部使い切った〜、という走行後の満足感がハイエースにはあるのです) |