コラージュとは…
四つ切の白い画用紙に、
雑誌から切り取った写真を
思い思いに貼り付けて行きます。
※作業そのものはとても簡単ですが、安心して出来る環境設定がポイントとなります。
その過程のなかで、
― 言語性をともなわない自己表現がなされていきます ―
作品の世界は、
製作者である「私」と、画用紙に表現された・内面の無意識の世界が象徴(シンボル)として表現されている「私」との対面であり、言葉で表現できない無意識の部分が 言葉によらない表現ができる媒体としてのコラージュを通して現れてくるものです。
私たちはこの対面をとても大切に考えています。
作品を通して、自分で言葉に出来ないものを表現すると、内面が楽になります。
このことは、人との対応、言葉がふえてくる、よく眠れるなどとして現れてきます。
「個別対応が上手く出来合える」ということは
互いに心の表現を表し、また
受け止められるということです。
ふと気付いてみると、なんと多くのしがらみで大切な「私」を包み隠してしまっていることか…
コラージュは偶発的に自己表現できる場ということなのです。
なんてあまり難しいことは考えないで、のりとはさみを持って集まりましょう!
ワイワイおしゃべりしながら楽しいひとときを過ごしましょう!
そして、その場でのおしゃべりはマナーとしてその場に置いて帰ります。
’05.1月 伊賀順子先生の講義より