2100形

 1998(平成10)年に、それまで主に快速特急・ウイング号に使われていた、2000形を置き換える目的で製造された車両で、8両編成×10本が在籍する。
 先頭デザインは600形とほぼ同一だが、正面のワイパーカバーに「2100」と打ち抜きがあり、遠目からでも識別できる。車内は転換クロスシートを採用(手動での転換は不可)している。また、主電動機にドイツのSIEMENS社製のものを採用していることからもわかるように、車両各所に外国製部品を採用しているのも大きな特徴で、座席はノルウェー製、座席表地はスウェーデン製で、座り心地も上々である。 現在は主に京急線内の快特・ウイング号に使用されている。
 さらに、新1000形3次車から採用されたローマ字併記幕が、まずは2101編成から取り付けられたが、今後の動向が気になるところである。


早朝に1本のみ運転される三浦海岸発、快特羽田空港行き(京急蒲田にて)       10月改正で登場した泉岳寺行き、新1000形との並び(三崎口にて)


ブレました(--;)2100形2101編成(逸見にて)