地下25m 下水道の中に潜り込む -4-

さぁ旅の始まりだ!(イヤッ)

 くッ…クサい…!

 突如背後に現れたスタッフさん(マジびびった)の話によると、この地区の生活用水が全て集まっているとのこと。つまり、トイレ、風呂、台所など、様々な排水がここへ集結。臭いはずだ。

 さほど広くは感じられなかった下水道の内径はなんと4.5メートル。10トントラックが2台並べる程の広さ。そう聞くと自分の見る目がいかに騙されていたかに気付く。
 雨が降った次の日は足場まで水かさが増し、見学不可能になることもあるらしい。雨の日でも安心スポットと最初のページで紹介したが、この点にだけはご注意を。

 「あまり長くいるとニオイが付着しますよ。」と笑いながらおじさんは出て行ってしまった。

 置かれていた温度計を見ると約22度。過ごしやすい気温だがなにせニオイが…。ということで僕も撮影を済ませた後はすぐさま戻ることにした。

 
入るときもこの通路。
 一歩戻ったところ。(ハッチと下水道の間)

この塊は、不要になった液状のセメントを道路側溝に捨てたものと思われ、下水管の中で固まり下水の詰まる原因となってます。
 小さな原因が大きな影響。
まとめ

 いや下水道、凄かった。
 このような形で下水道を体験できるのは日本でココのみらしく、全国から研究者たちが見学に来るとのこと。さっきのスタッフにも最初、「何かの研究ですか?」と話しかけられた程。
 戻るときはエレベータを使うことも出来たけど、階段でゆっくり振り返りつつ地上へ出た。

 研究者から見たらまた違ったレポートになるんだろうなぁと思いつつ、所詮素人レポなのでこの辺で勘弁して頂きたく。大人も子供も、社会科見学気分で楽しめます。但し、服に付く臭いに注意!ってことでまとめにさせて頂きます。

 ここまで読んで下さりありがとうございました。おしまい。

参考リンク
東京小平市ホームページ
  ・施設案内「ふれあい下水道館」
遊び場ワールド
  ・ふれあい下水道館「下水道に潜入せよ!」
 

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