ギター講座 第1回 高速ピッキングへの道
新企画として、ギターの弾き方について語ってみるページを作りました。
その第一弾として、ピッキングについて語ってみたいと思います。
主に初心者やピッキングについて悩んでいる方を対象に書いています。


  1. はじめに
  2. ピッキングの基本
  3. ピッキングの基本 その2
  4. ダウンピッキングしたらアップピッキングも出来ている!?
  5. 1回のピッキングで4回!




      1 はじめに

      ピッキングについてはもう何年も研究してきました。 いろいろな教則本を読んだり、教則ビデオを見て研究したのですが、長年ずっと分かりませんでした。 教則本で僕が見た中で一番良く記述されてあったものが、 手首のスナップを利かせるという記述です。 ポールギルバートのビデオとか見ると、手首から先を横に振っているように見えました(僕だけかも(ーoーjll) )。 ここが間違っていたのです。教則本の記述が曖昧なため、 手首から先を横に振ることがスナップを利かせることなのかなって思ってました。 (実際には絶対そんなことできないと思います)
      じゃあどうするんだろう?
      スナップを利かせるというのをここで分かりやすく説明したいと思います。


      2 ピッキングの基本

      ピッキングの基本は津軽三味線のように!
      吉田兄弟で有名な津軽三味線のピッキングを見てみてください。 ギターを弾くには少し振りが大きすぎると思いますが、 手首のスナップというものが一番良く分かりやすく表れていると思います。
      津軽三味線のピッキング風に小刻みに早く動かしたのがエディーヴァンヘイレンの ハミングバードピッキングではないのかなと思います。
      研究の結果、僕の出した結論では、このハミングバードピッキングこそがピッキングの最大の肝 です。
      ハミングバードピッキングの方法は、 ブリッジから手首を浮かして(少し曲げる)、手首の返し(回転)を利用してピッキングします。 これが最大の肝であると言っても、常にギターを弾くときこの状態ではミュートできてないので雑音が出ると思います。 だから、この曲がった手首を伸ばしてブリッジにつけた状態でハミングバードピッキングをしたら、 高速ピッキングができるのではないか?
      実際にやってみてください。ポールギルバートのようなピッキングができますよ。


      3 ピッキングの基本 その2

      先程述べた方法についてもう少し詳しく述べたいと思います。
      まず、ピッキングの際の腕の使い方を説明します。「腕は使わず指先のみだ!」っていう人もいると思いますが、
      僕はその方法では弾くことが出来ないので、ここで述べてる方法はあまり役に立たないと思います。 (スミマセン)

      では、ここで注意すべきことは次の2点。

      1. 力を入れる腕の筋肉は肘から上(上腕二頭筋と上腕三頭筋)
      2. 肘を軸に手首を反す(回転させる)

      注意点2についてですが、右の図を見てください。図の矢印がついている手首の部分。 ここを動かせばいいのです。その際に絶対してはいけないことは 肘から手首にかけての腕の筋肉に力を入れてはいけません。 (これが俗に言うリラックスしていない状態です) なぜなら、そこに力をいれると持久力が持たないし、もしくは腕を横に振ってピッキングする原因にもなります。
      次に、手の甲はしっかりブリッジに固定させます。これでピッキングするのです。 これがピッキングの基本です。

      そこで次の章ではダウンピッキングしたらアップピッキングも出来ている!? (これだけでは良く分からないですが)というピッキングについて述べます。
      高速ピッキングへの道はもうすぐです!


      4 ダウンピッキングしたらアップピッキングも出来ている!?

      この章の題だけ見ると、なんかよく分からないと思います。 このダウンピッキングしたらアップピッキングも出来ているということは、どういうことなのでしょうか。
      初めてオルタネイトピッキングを練習したときのことを覚えていますか? ダウンピッキングして、アップピッキング。多くの人がこの繰り返しを意識して練習したのではないかと思います。 長年、僕にはこのズクズクがずっと難しかったです。スピードを求めようと思っても限界が見えていました。
      僕の中でこの限界を破ったのが、とっても普通に言われていることですが、 ダウンピッキングしたときの反動を利用してアップピッキングするということでした。 僕にはなかなかこの感覚が掴めなかったです。でも実際掴んでみると、感覚的にはほんと、 ダウンピッキングしたらアップピッキングもできている(ダウンピッキングだけ意識して、 アップピッキングは全く意識なし)、という感覚でした。 すなわち、1回のピッキング(一振り)で、音を2つ出すということです! さらにこのピッキング方法は音の粒揃えがバツグンに良いです。 なぜなら、感覚的にはダウンピッキングしてるだけなんですから。
      そう、このピッキング方法の極意が前章で記した
      「ピッキングの基本」な訳です。 要するに、ピッキングの一振りが、腕と手首の回転1回分になります。

      *注意 「勝手にアップピッキング」と「普通のダウンピッキング」は使い分けできるようにならなくてはいけません。


      では実際に最も効果のある練習方法をいくつか挙げてみます。
      絶対、「ピッキングの基本」を守り、上で記したピッキングの感覚に注意して練習して下さい。


      例1  1回のピッキングで音を2つ出す練習 その1


      必ずアクセントを8分区切りの頭にとって下さい。 楽譜には16分音符が8拍分ありますが、8分区切りの頭でアクセントをとるので、 ピッキングを意識した手首の回転は計16回ということになります。
      感覚さえ掴めば、これは低音弦のピッキングなので比較的楽にできると思います。
      テンポは大体♪=160〜168を目安に練習してみてください。


      例2  1回のピッキングで音を2つ出す練習 その2



      今度は一回のピッキングで2種類の音を出す練習です。
      高音弦は低音弦に比べピッキングが難しいので、そのための訓練でもあります。
      必ずアクセントを8分区切りの頭にとって下さい。
      テンポは大体♪=160〜168を目安に練習してみてください。できたらもっと速くても良いです。


      さて、以上例を2つ挙げてみました。最終的にはこれが指定されたテンポで、長時間繰り返せるようになりましょう。
      この1回のピッキングで音を2つ出す弾き方は、
        ・音の粒が2個2個
        ・テンポ♪=160(くらい?個人差あり)以下のズクズクリフ
      の場合有効です。 ですが、SLAYER等の高速リフを弾くには少々無理があると思います。 なぜなら♪=200の曲で8分を全てダウンピッキングする感覚ですよ。8分音をダウンのみよりは楽でしょうが、 テンポが200を越えたり、長い間ピッキングをするような場合には持久力が持たなくなってしまいます。
      では、このような場合どうすればよいのでしょう。。。


      続く・・・

      この理論に興味を持った方、感想のある方、いまいちよく分からなかった方、メールして下さるととってもうれしいです。
      ギターの弾き方の理論については、個人差があるので完璧な正解があるわけではないと思いますが、 きっと、より良い弾き方というのはあると思います。 そういったことをお互いに共有していけたらいいですね^^

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