私が訪れた東京都の庭園

六 義 園(りくぎえん)

小石川後楽園と並んで江戸時代の代表的な大名庭園として名高い六義園。
徳川五代将軍綱吉の信任の厚かった川越藩主・柳沢吉保が7年の歳月を費やして
造園したと言うだけあって、庭園の優雅で繊細な景観は見応えがあります。
● JR山手線・営団地下鉄南北線駒込駅から徒歩7分

園内にある春の枝垂れ桜
園内で一番高い築山、藤代峠からの眺め



小石川 後楽園(こいしかわ こうらくえん)

寛永6年(1629)に初代水戸藩主である徳川頼房が江戸の中屋敷の後園として造り、2代藩主の
水戸光圀(水戸黄門)の代に完成した歴史のある回遊式庭園です。
辺りには野鳥のさえずりや、夏には蝉の声が響き、都心の庭園にいるとは思えない雰囲気です。
● JR総武線飯田橋駅から徒歩8分。

内 庭 水面に映ると満月のように見える円月橋
入り口からすぐにある一つ松 春の 梅 林



旧古河庭園

明治の元勲・陸奥宗光の邸宅で、宗光の次男が古河財閥の養子になった際に古河家に所有が移り、
その後 東京都が一般に公開し、現在に至っている。大正初期の形式を残しています。
● JR京浜東北線上中里駅下車、徒歩7分

丘の上に建つ洋館 洋館前のテラス式庭園
春(5月中旬〜6月下旬)と秋(10月中旬〜11月下旬)に素晴らしい花をつけるバラ園。
78種170株が植えられている。


清澄庭園 きよすみていえん
清澄庭園は、明治時代の代表的な庭園のひとつ。一説には江戸の豪商、紀伊国屋文左衛門の
屋敷跡と伝えられています。現在のような庭園にしたのは
三菱財閥の岩崎家。隅田川の水を引いて大泉水を造り、周囲に全国から集めた奇石、銘石を配し、
大庭園を完成しました。この庭園は、泉水、築山、枯山水を主体とした回遊式築山山水庭園になっています。
● 交通/営団地下鉄東西線門前仲町駅から徒歩20分。

都心とは思えない静かなたたずまいの庭園。
芭蕉の句碑(古池や かはず飛び込む 水の音)
が園内に立てられています。
たまたま花菖蒲が咲いていました。

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