今月の特集

巨石文化と言えば,ソールズベリーの平野に忽然と存在するストーン・ヘッジを想像するが,ウェールズにも,80に何なんとする巨石モニュメントが存在する。

巨石モニュメントはその形状から
  (1) ドルメン(卓石)
  (2) メンヒル(長石、立石)
  (3) アリニュマン(列石)
  (4) クロムレヒ(ストーン・サークル,環状列石)
と呼ばれており、新石器時代後半から青銅器時代に作られている。

巨石による墓は西ヨーロッパに偏っており、ウェールズの巨石も明らかに埋墓と判る物が多いが、それ以外に、何のために作られたか不明の物が多々ある。

注)、写真はINT「STONES OF WALES」より

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@ ブリン・セリ・ドゥ(Bryn Celli Ddu)

J ハロルドの石(Harold's stone)

D マエン・リーア(Maen Llia)

G ゲリガー(Gelligaer)

E カーン・レチャート(Carn Llechart)

A ブリン・カダー・ファナー                   (Bryn Cader Faner)

H ティンキンスウッド(Tinkinswood)

I セント・リザンス(St Lythans)

C キングス・クオイット(King's Quoit)

F カーン・ブガイル(Carn Bugail)

B ペンター・イバン(Pentre Ifan)

巨石墳墓の分布

教えてください。=

ストーンヘッジで不思議でならないのは,その中核をなすブルーストーンと言われる石をウェールズからわざわざ運んでいることです。周りに石が無いわけではなく、ブルーストーン以外は現地の砂岩を使っています。その理由をご存じの方はお教え願います。

ブルーストーンの産地

ストーンヘッジ

ひとつの夢想
ストーンヘッジは日本の磐座で神の依代ではないか。初めこの習慣を持つ民族が海流に乗ってウェールズ西海岸の山岳部にやってきてその後、イングランド平野部に進出していき、そこで故郷の習慣に従って故郷の石で神を呼ぶ磐座を作ったのではないか。また、何か山岳信仰?と関係があり、ちょうどメソポタミアの民が山岳部から平野部に出てきて、ピラミッドを築いたのと同じ心情があったのか。

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ウェールズの巨石文化