加茂保育所民営化事業者選考委員会議事録
(第4回以降の議事内容がわかるもの)は作成されていません

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 高石市ホームページに掲載されていた加茂保育所民営化事業者選考委員会議事録は、第
4回以降は、開催日時、出席者、案件しか記載されていません。したがって、議事内容が
わかる議事録の情報公開請求をしたところ、公文書不存在による非公開決定を受けました。
議事録が不存在である理由は、委員相互における率直な意見交換や意思決定の中立性を保
持するため議事内容を公開しないと決定し、審議要点(開催日時、出席者、案件)のみの
会議録を作成したため、としています。しかし、議事内容を公開しないと決定したことに
よる議事録の不作成は、次のように高石市公文書管理規則や高石市情報公開条例に違反す
る疑いがあります。

@ 高石市公文書管理規則は、第3条第1号で公文書による事務処理を義務付け、同条第
 3号で文書事務の適正かつ円滑な遂行や情報公開条例の目的の達成を妨げることのない
 よう必要な公文書の作成・取得を義務付けています。すなわち、選考委員会議事録は、
 加茂保育所民営化事業者選考過程の適正性を証明する、将来において選考過程を検証す
 る、選考過程を市民・保護者に説明する、民営化事業者選考後の事務の参考にする等の
 ため高石市公文書管理規則により作成が義務付けられた文書と考えらますので、議事録
 を作成しなかったことは、高石市公文書管理規則に違反する疑いがあります。

A 高石市情報公開条例は、非公開等の決定を行政処分と位置づけ、非公開等の決定に不
 服がある場合は、行政事件訴訟法に基づいて取り消し訴訟ができるようになっています。
 すなわち、情報公開条例は、公開か非公開かの最終的な判断は市長ではなく裁判所がす
 るという仕組みになっています。ところが、あらかじめ市長が議事内容を公開しないと
 決定したので、公開されるおそれのある選考委員会議事録は作成しないということにな
 れば、公開請求の対象となる議事録が作成されていない以上、事実上、公開しないとい
 う市長の判断が最終的な判断となってしまい、公開請求者が取り消し訴訟を提起して裁
 判所に最終的な判断を求めることができなくなります。このような事態は、情報公開条
 例の仕組みからの逸脱で、市長による「情報隠し」といっても差し支えありません。

 取石保育所・取石幼稚園の廃止・民営化の際にも同様の問題があり、2010年4月3
0日に、阪口市長あてに適切な文書管理をするよう申し入れ
ていますが、同じことが繰り
返されてしまいました。

   加茂保育所民営化事業者選考委員会議事録(第4回以降の議事内容のわかるもの)に係る公文書不存在による非公開決定通知書

(2012.8.3 掲載)

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