高石市立幼稚園再編等検討委員会が北幼稚園・高陽幼稚園の廃園を答申

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○ 高石市立幼稚園再編等検討委員会は、8月15日に北幼稚園と高陽幼稚園を廃止し加茂幼稚園を存続させるとの答申を行いました。

<答申の問題点>

・ 検討委員会の保護者委員はわずか1名、市民委員もなければ公募委員もなく委員構成が偏って
 いる。
・ 当事者である保護者委員の意向を無視して強引に答申をまとめた。
・ わずか1回の会議で2園廃止の意見をまとめた。まともな検討がされたとは思われない。
・ 再編の検討にあたって当然前提とされるべき高石市の子育てビジョンが存在していない。
・ 保育所やこども園など就学前施設は多様化しているのに幼稚園の将来構想が検討されていない。
・ 1園となりバス通園も想定される公立幼稚園と小学校との接続が検討されていない。
・ 再編時に3歳児保育の実施が必要としているが、公立幼稚園の園児数が減少したのは3歳児保
 育を実施していないからであり、このことは我々が長年指摘してきたことである。市教委は公立
 幼稚園の廃止を狙って意図的に3歳児保育を実施してこなかったと言わざるを得ない。
・ 公立幼稚園は7園が1園となり、地域に根差した公立幼稚園の特色は失われる。バス通園で代
 替できるものではない。
・ 既に公立保育所は6園が1園となっている。保育所も幼稚園も単なる保育施設や幼児教育施設
 にとどまる施設ではなく子育てに関わる地域の中心的施設である。そのような施設を次々と民営
 化すると施設において提供される子育て支援事業を高石市が直接実施することができなくなる。
 高石市は子育て支援の実施手段を放棄したに等しい。
・ 多額の予算を使って行った耐震化工事が無駄になる。

<答申>

                                    平成28年8月15日

 高石市教育委員会委員長 様

                            高石市立幼稚園再編等検討委員会
                                  委員長 畠中 宗一

           高石市立幼稚園の再編等について(答申)

 平成28年6月24日付け高石教委総第359号により本委員会に諮問のありました「高石市立幼
稚園の再編等について」審議を重ねました結果、以下のとおり答申いたします。

1.市立幼稚園の再編
   市立幼稚園の再編については、平成21年11月に高石市幼児教育のあり方検討委員会から
  の「適正規模としては、4歳児・5歳児とも1クラスの下限は概ね20名程度とし、各年齢に
  おいて複数学級になることが望ましい。」との考え方などを踏まえ、3園を1園に再編するこ
  とが望ましい。
   再編については、保育室が多く敷地面積がもっとも広いこと、市中心部に位置し、広域避難
  所に近いことなどを勘案し、存続する市立幼稚園は加茂幼稚園1園とし、北幼稚園、高陽幼稚
  園を平成29年度末で廃園する。なお、3園を存続して欲しいという意見や廃園時期について
  は、平成30年度末との意見もあったが、適正規模の早期実現のため平成29年度末とする。
   また、平成29年度の募集については、平成30年度当初での再編を周知したうえで3園にお
  いて4歳児・5歳児とも募集することが望ましい。

2.その他市立幼稚園の再編に関すること
   3園を1園に再編することから、徒歩通園が困難な地域が発生すると考えられ、通園バス等
  による通園手段の確保について、十分な配慮が必要である。
   平成28年度2学期から試行実施する預かり保育については、試行における課題等の整理を
  行い、速やかな本格実施を望むとともに、3歳児保育については、再編時に導入することが必
  要と考える。
   また、加茂幼稚園について、再編により必要となる施設・設備の改修などにも十分な配慮を
  望むものである。
   支援が必要な園児に対する体制・教育相談・教職員体制等を充実させていくことや地域で子
  育てを行う家庭を支援するための、「子育て相談」「情報提供」等の支援を通し、子育て支援セ
  ンター的役割を担えるよう、幼稚園から義務教育への円滑な接続を図るなど、効率的・効果的
  で特色ある保育内容・経営について更に努力する必要がある。

(2016.8.18 掲載)

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