第2回高石市立幼稚園再編等検討委員会(7.16)
北幼稚園・高陽幼稚園廃園の意見を強引に決定
廃園という結論だけを急ぐ市教委と検討委員会

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         第2回高石市立幼稚園再編等検討委員会(7.16)
         北幼稚園・高陽幼稚園廃園の意見を強引に決定
         廃園という結論だけを急ぐ市教委と検討委員会

 7月16日、第2回高石市立幼稚園再編等検討委員会が開かれました。委員会は保護者
を中心に50名近くが傍聴しました。
委員会は前回同様に、事務局(市教委教育部)の「市立幼稚園再編の具体案」と題する
資料の一方的な説明・提案、畠中宗一委員長の強引な議事運営により進められ、「高陽幼稚
園・北幼稚園を平成29年度末(2017年度末)に廃止し、平成30年度(2018年
度)に加茂幼稚園1園に再編」するとの意見が決められました。
 廃園2園の決定にあたって保護者代表委員は、「今後の幼稚園を考える上で極めて重大。
今決めろと言われても言えない。答えは持ち帰らせてもらいたい」としましたが、畠中委
員長は、「保護者委員の判断は保留」との取扱いとし、採決することなく廃園する園を高陽
幼稚園・北幼稚園とするとの意見を決めました。当事者である保護者委員が意見表明を保
留しているのですから委員会も意見の決定を一旦保留して先送りするべきところですが、
畠中委員長の強引な議事運営により意見を決定しました。
 実施時期についても、保護者代表委員から「プレ幼稚園に来ている3歳児が卒園するま
でせめて1年延ばしてほしい」と訴えましたが、事務局(市教委教育部)は理由を説明せ
ずに「できない」の一点張り。畠中委員長が採決しようとしたため、保護者代表は「私一
人で背負うのは重い。現時点の採決には反対」として退席し、他の委員の投票で平成30
年3月末(2018年3月末)廃園の意見を決定しました。
 「再編にあたっての今後の検討事項」について、3歳児保育の要望が出されましたが、
事務局(市教委教育部)の明確な説明はありませんでした。
 畠中委員長と事務局(市教委教育部)の議事運営はあまりにも強引で、初めから廃園あ
りきとの批判は免れません。

・ 幼稚園再編等は保護者の意見も多様である上に保育所、学校教育、地域社会等多方面
 に影響する事項であるにもかかわらず保護者委員がわずか1名、市民委員枠がないなど
 委員構成が偏っている。
・ 幼稚園の再編等という子育て支援にかかわる重大な事項であるにもかかわらず検討委
 員会をわずか3回しか開催しない。
・ 再編=廃園としか考えておらず、多様な選択肢=廃園の代替案の検討がされていない。
・ 委員会に提出するとしていた結論に影響を与えると思われる資料を委員会に提出しな
 いまま2園廃園の意見を決定した。
・ 挙手採決で賛成挙手が少ないと見るや用紙投票に切り替え強引に2園廃園の意見を決
 定した。
・ 当事者である保護者委員が意見表明を保留しているにもかかわらず強引に高陽幼稚園
 と北幼稚園の廃園の意見を決定した。

 検討委員会の2回の会議で明らかになったのは、「廃園ありき」であまりも結論を急ぎ過
ぎていることです。
 園児数が減少しているので「1クラス20人以上」、「複数学級」を実現するためは2園
廃止が必要としていますが、今ここでこれほどまでに急いで実施しなければならないこと
とは考えられません。
 公立幼稚園の保護者はもちろん幅広く市民の意見に耳を傾け、公立幼稚園のあり方と位
置づけを議論し、「地域にねざした」公立幼稚園の良さを発揮するために何をするべきなの
かという積極的な議論が求められています。何のビジョンも持たないまま、これまでと同
様に、ただ公立幼稚園を廃止するだけ、公立保育所を廃止するだけでは、こどもと高石に
希望ある未来はありません。

 本当に「子育てNO.1」というならこどものことを第一に考えてください
 
 公立幼稚園廃園を受けての保護者意見

○ 高陽幼稚園

・ 3園の存続を希望します。
・ 預かり保育と一緒に3年保育などを行い、園児の増加をまず考えるべき。できること
 をやってみずに園児の減少だからとすぐ廃園につなげるのはおかしい。
・ 教育委員会からの説明もない上に、たった3回の委員会で討論するのは不十分すぎ強
 引である。
・ 保護者や先生などの現場の声を直接聞くことなく、事後報告で終わらせるつもりなの
 か。
・ こんなにも急に1園にしなければならない事情を具体的に説明してください。
・ 1園にすることによっての就園率やメリット・デメリットなどのシミュレーションも
 示さず廃園と言われても納得できない。
・ 保護者や市民の質問や要望に対しての答えを納得できるようにしっかりと説明した上
 で書面にしてください。
・ 複数学級が望ましいと言っていますが、廃園にした場合、残った園児は複数学級どこ
 ろか異年齢交流すらできない状況になる。市の望む1園にするためには、その子たちは
 犠牲にしてもいいということなのか。
・ 1億円超えの税金を使い耐震工事をまでしたのに、また廃墟を作り、無駄にするのか。
・ 私立のようなマンモス園ではしんどい子や支援を必要とする子が地域で巣立っていく
 ためには、公立幼稚園が不可欠。
・ 校区内の公立幼稚園を選んだのは、
   送り迎えやお弁当などをはじめ親子の関わりがおおいこと
   親同士や地域の交流があることで生まれる防犯の強化や安全
   親同士や先生とのつながりがあることで保育が見えることの安心感
   地域や自治体、入学予定の小学校・中学校との交流がある
   幼・小・中の12年を通したこどもの発達や成長の連続性を考えている
  などを考えた上で3歳児のキッズやそれ以下の年齢のコアラの時から通っている。
・ 実際、高陽小学校に入学させるために引っ越し、高陽幼稚園の3歳児に来てくれてい
 る方もいます。私たち保護者は、こどもたちの幼稚園生活2年間だけを考えているわけ
 ではありません。幼・小・中12年間のこどもの成長と安全を考え、地域の公立幼稚園
 を選択しました。子育ての町と謳う高石市で、こどもや保護者の意見を無視しないでく
 ださい。真摯に考え、本当に子どもたちのためになる答えを出していただきたいです。

○ 北幼稚園

・ 3園存続を願う。
・ 高石幼稚園、羽衣幼稚園の廃園が決定した時点で3中学校区にそれぞれ1幼稚園(市
 内に3幼稚園)を残すという話だった。
・ 耐震工事にかけた莫大な費用は何の為だったのか説明したほしい。市民の税金を無駄
 にしても良いという考えなのか。
・ なぜ保護者の意見も聞かず、廃園の話が進んでいるのか理解できない。保護者=市民
 の意見を尊重するべき。
・ 公立の良いところは、各地域・自治体の交流。入学予定の小学校・中学校と交流が出
 来ることなのに1園になる事でそれが不可能になる。
・ 親が送迎し、先生や他の保護者と毎日顔を合わせることが出来るところが公立幼稚園
 の良いところ。1園になるとそれが難しくなるのでは。
・ 市が「子育て環境が整っている」とホームページで公言していることを信じ高石市に
 引っ越しして来たのに裏切られた気持ちでいっぱい。何を基準に子育てNO.1と言っ
 ているのか。子育て世代の親に何が必要かアンケートを取ってほしい。
・ 園児の減少=廃園に繋がることが理解できない。延長保育の実施、改良や3年保育の
 実施など園児が増える努力をしてから廃園か存続を考えるべき。
・ 延長保育もまだ実施されていないのに、なぜ今1園に!という課題が出ているのか。
・ たった3回の委員会で決める議題ではない。急いでいるようにしか見えない。
・ われわれ保護者は、安易な考えで公立幼稚園を選んだ訳ではありません。色々な考え
 をもち、よく考えたうえで大事なこどもを先生方にお願いしています。どうか保護者の
 意見を踏みにじらないでください。

○ 加茂幼稚園

・ たった2時間の会議でどのような話の経緯で2園廃園が決まったのか?
・ 保護者の意見も聞かず勝手に廃園などとこれからの話をなぜ他人に決められるのか?
・ 保護者に理解できるような説明はないのか?生の保護者の意見を聞いて欲しい。
・ なぜ園児数が減ったのかを考えて、また、その努力をしてからの2園廃園の流れなの
 か?
・ 3年保育を希望する保護者はたくさんいるのになぜ公立幼稚園で3年保育を実施して
 もらえないのか?
・ 保育料も上がり3年保育もなしの場合、私立に園児が流れていくのは当然。
・ 園児が少ないなら3園がもっと交流すればいいのでは?(3園合同で遠足、運動会な
 ど。)
・ 「高石は子育てしやすい町」とスローガンを掲げているが、公立幼稚園を1園に、町
 のどこ
  からも遠い園にしてどこが子育てのしやすい町になるのか?経費削減としか思えない。
・ 妊婦さんや乳幼児がいる家庭の場合、送り迎えの配慮はあるのか。(バス通園が出来
 る場合、その補助金など。)
・ このままゆくゆくは公立幼稚園が「0」になるのではないか?
・ 親と同じ地域で育てたいと高石に戻ったのに親の思い出の園がないのは悲しい。
・ 小・中学校区域内にある公立幼稚園のよさは、
   小学校に顔見知りの友人が多い
   小・中学校と交流があり、将来に興味が出る
   地域の人とのふれあいがあること
   歩き、自転車で通える距離にあること
・ 少人数だからこその出来る事、先生たちの目の行き届く範囲の人数だと思う。
・ 今よりぐっと園児数も増え、複数学級になるといわゆるちょっと手のかかる子に対し
 ての配慮がなくなりはしないか?
・ まず2園で保育を続けてみて、園児数が増えたら増園。
・ 入園前年度にはプレ期間を設けたり、入園後も公立幼稚園内なら年単位で転園OKな
 どの自由化。

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高石市職員労働組合 「高石まちづくり情報」
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