羽衣保育所民営化運営事業者の応募はわずか2法人
2法人とも市内で保育所を経営し、又は経営する予定の法人
選考手続きは中止を

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         羽衣保育所民営化運営事業者の応募はわずか2法人
       2法人とも市内で保育所を経営し、又は経営する予定の法人
                選考手続きは中止を

 羽衣保育所民営化運営事業者の選考手続きは運営事業者の募集が終了したところです
が、応募が2法人しかありませんでした。しかも、2法人とも既に高石市内で保育所を経
営し、又は経営することが予定されている法人です。このため、この選考には次のような
問題があると考えます。

1 公立保育所民営化運営事業者への応募法人数は、東羽衣保育所民営化が7法人、高石
 保育所民営化が4法人、取石保育所民営化(認定こども園)が8法人、加茂保育所民営
 化が3法人、今回の羽衣保育所民営化が2法人と大きく減少してきています。このこと
 は、公立保育所民営化の受け手がいない、すなわち、公立保育所の廃止・民営化が行き
 詰っていることを示しています。

2 応募法人が2法人しかないため競争性が発揮されません。すなわち、さまざまな保育
 の提案が考えられる中、高石市の保護者が望む保育を実践することができる法人を選考
 するためには、できるだけ多くの応募法人の提案を比較検討する必要がありますが、応
 募が2法人しかないため、比較検討のしようがありません。

3 応募2法人は、いずれも高石市内で保育所を経営し、又は経営することが予定されて
 います。そうすると、高石市内全8保育所が4法人+公立1園で運営されることになり
 ます。このことについては、次の2点の問題があると考えます。

@ 私立保育所は、経営者の保育理念に基づいて運営されます。保護者は、その保育理念
 に同意できる保育所に子どもの保育を委ねます。公立保育所は、保護者の要求を受けと
 め、保護者、保育士など関係者の合意に基づいて運営されます。公立保育所が1園しか
 なくなると、行きたい私立保育所がない場合の受け皿がないという事態を招きます。

A 少数の法人による私立保育所の独占化・寡占化になり、近くに行きたい保育所がない
 という事態を招くおそれがあります。現に、取石地区の2保育所(認定こども園を含む。)
 は同じ法人が経営していますので、その法人が掲げる保育理念に同意できない取石地区
 の保護者は、がまんして近くの保育所に入所させるか、無理をして遠くの保育所に入所
 させるか、転居するか、市外へ転出するかしか方法がなくなります。

 このような問題があるにもかかわらずこれ以上羽衣保育所民営化運営事業者の選考を拙
速に進めるのは、保護者や市民の信頼を裏切ることになります。選考手続きは直ちに中止
するべきです。

(2012.10.23 掲載)

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高石市職員労働組合 「高石まちづくり情報」
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