学校給食に係る交渉・懇談議事録

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○ 高石市職員労働組合と高石市教育委員会との学校給食に係る交渉・懇談議事録です。

             学校給食に係る交渉・懇談議事録

日時  2012年2月2日(木)午後6時〜午後7時30分
出席者 高石市教育委員会 藤原参与併教育部長、北口教育部次長兼教育総務課長、西川
             教育総務課長代理
    高石市職員労働組合 堀川委員長、吉田副委員長、溝之上書記長、山田執行委員
              他
議事要旨
○ 災害時の対応について
市職労 震度5弱以上の地震があったときは全職員の参集が義務付けられている。給食調
 理業務を直営で行っている学校では当然調理員も参集し、使用が可能であれば調理設備
 を使って炊き出しもできる。委託校ではどうするのか。
市教委 仕様書に「臨機の対応」の規定があり、それで対応する。
市職労 それは災害も想定したものか。
市教委 災害も含めた対応である。
市職労 その対応は委託業務に含まれるのか。業者調理員に参集義務付けがないので、災
 害時対応は難しいのではないか。
市教委 炊き出しは委託業者にさせるのも一つの方法である。どうするか決まっているわ
 けではない。
市職労 給食の調理設備は大型なので、使ったことがない人では段取り等難しいのではな
 いか。
市教委 そうなるとは思うが、非常時対応としてはやむを得ないと考えている。
市職労 委託校では学校にいる職員が少なくなるので手薄になるのではないか。
市教委 それはあると思う。

○ 市栄養士の職務(監督・検査)について
市職労 これまで市教委は市栄養士を監督員と検査員を兼ねていると説明してきた。この
 説明に対し、市職労から高石市監督及び検査事務規程では監督員と検査員との兼務を禁
 止しているので、兼務は規程違反だと指摘してきた。この見解は変らないのか。
市教委 重要な仕事なので兼務としている。規程では特別の必要がある場合を除きとなっ
 ている。これに該当する。
市職労 特別の必要とは、災害で現場に検査員が行けない等の特別の事情があるときで、
 重要な仕事だから兼務するということが想定されているわけではない。そもそも、自分
 が監督した仕事を自ら検査しても意味がない。監督員、検査員には権限があり、仕事で
 ミスをすれば損害賠償もあり得る。整理願いたい。
市教委 監督及び検査事務規程の監督員、検査員は、工事の関係ではないのか。
市職労 監督及び検査事務規程は工事を中心に規定されているが、工事以外について監督
 や検査が不要という規定ではない。
市教委 研究する。

○ 市栄養士の職務(食育他)について
市職労 市栄養士は食育上どのような位置づけがされているのか。
市教委 明確にはされていないが関与している。
市職労 市栄養士の三季休業中の職務は何か。
市教委 次の学期の準備、食育活動、衛生管理マニュアルの見直し作業などを行っている。
市職労 調理場の清掃は行っているのか。
市教委 調理場の清掃も行っている。
市職労 直営校の調理員も掲示板への掲示物の作成等で食育に関わっている。栄養士や調
 理員等食育に関わっている職員の交流を考えてはどうか。
市教委 検討する。

○ 市栄養士の全校配置について
市職労 市栄養士を全校に配置すべきではないのか。
市教委 経費的に困難である。

○ 市教委事務局への栄養士の配置について
市職労 非常勤栄養士の採用募集が行われていたが採用したのか。
市教委 管理栄養士を採用し、2月1日から勤務している。
市職労 4月以降も継続して配置するのか。
市教委 4月以降も配置する。

○ 調理室の構造について
市職労 建設予定の高南中学校調理室に窓を設置し、外から調理の様子を見られるように
 すべきだ。それは食育上好ましいと思われる。
市教委 既存建物内の一部に調理室を設置する場合は可能だが、高南中学校の場合は既存
 建物外に建設するので、運動場側は防球ネット、反対側には採光のための窓を設置する
 が、学校給食衛生管理基準に基づき夏季の直射日光を避けるためすりガラスを入れるの
 で、外から調理の様子は見られない設計となっている。
市職労 高石中学校、取石中学校では設置を求めたい。
市教委 高南中学校と同様に設置できない。

○ 献立作成委員会、物資購入委員会への業者の参加について
市職労 献立作成委員会、物資購入委員会に業者は参加しているのか。
市教委 参加しているが、発言権も議決権もない。
市職労 業者が献立作成委員会、物資購入委員会に参加するのは献立作成や物資購入に受
 託業者が影響を及ぼしかねないので問題であると考える。業者の意見聴取が必要であれ
 ば、市教委が別途聴取する方法を採るべきである。調理を委託していけば業者の発言力
 が強くなる。問題ではないか。
市教委 調理を全校委託してもそのような問題はないと考えている。
市職労 調理を全校委託した自治体で、業者の要求により献立内容や使用食器等について
 規制した例がある。全校委託になれば、現場を失った市教委の力は低下し、業者の発言
 力が強くなるのは必至である。

○ 牛個体識別番号について
市職労 牛個体識別番号は取得しているのか。
市教委 ペーパーで市教委事務局に来ている。
市職労 昨年、牛個体識別番号の情報公開請求をしたところ、文書不存在であった。以前
 は来ていなかったが今は来ているということか。
市教委 そうだ。現在は改善されている。
市職労 牛個体識別番号は食材の規格確認書類と同じで調理場で保管すべきではないの
 か。
市教委 その必要はない。
市職労 牛肉は国産品という指定があったと思うが、牛個体識別番号がなければ国産かど
 うか確認できない。牛個体識別番号の交付を受けていない時期があったが、その間に外
 国産牛肉が納品されていたのであれば契約違反になる。
市教委 現在は牛個体識別番号が交付され、チェックしている。

○ 地産地消について
市職労 地産地消に取り組んでいるのか。
市教委 取り組みを研究していきたい。
市職労 本市内での地産地消は難しいが、できるだけ本市に近い地域からの食材の調達は
 可能ではないのか。

○ 調理の委託校における三季休業中の作業について
市職労 これまで、市教委は、三季休業中の作業は委託校においても直営校と同じ水準を
 求めると説明してきたが、守られているか。
市教委 守られている。
市職労 現場で確認しているか。
市教委 現場では確認していない。
市職労 では何によって確認しているのか。
市教委 書類上である。

○ 調理の委託校における調理について
市職労 市教委はこれまで、調理の委託校において、食材の無償提供、調理場の無償提供、
 電気・ガス・水道の無償提供、設備の維持管理経費の市負担、献立の市教委作成、市教
 委衛生管理マニュアルに従った調理、市栄養士の調理作業確認を守ると確認してきたが、
 これは今後も同じか。
市教委 確認する。
市職労 市教委は以前、これらの事項は労働局から偽装請負と指摘されても守ると説明し
 ていることを指摘しておく。

○ 業者調理員の賃金について
市職労 業者調理員は求人情報や市職労が把握した限りでは極めて低賃金である。委託料
 の大半が人件費なので、価格のみの入札では賃金の低い業者が落札することになりかね
 ない。入札方法も含めて問題ではないか。
市教委 最低賃金は守られている。
市職労 福祉の増進が自治体の役割だ。最低賃金が守られていればいいということにはな
 らない。問題提起としたい。

○ 校長等の検便について
市職労 校長、教頭、市教委事務局職員が検便をし、調理場に入れるようにするべきでは
 ないか。
市教委 検便は考えていない。
市職労 調理場で問題が生じても校長等が入れないのは問題でないか。
市教委 調理場は栄養士が管理している。問題が生じれば栄養士が入る。
市職労 学校の最高責任者は校長である。その校長が入れない場所が校内にあるというの
 は問題ではないか。
市教委 必要性を感じない。
市職労 校長等が調理現場を確認しようとしてもできない。それでいいのか。

○ 直営校における給食懇談会の設置について
市職労 委託校で給食懇談会が行われているが、直営校でも開催すべきではないか。
市教委 給食懇談会は調理の委託に関して設置したもので、直営校での開催は考えていな
 い。
市職労 どのような給食をするか、いい給食をどのようにつくっていくのか、それは委託
 校でも直営校でも同じではないのか。
市教委 学校給食会で議論されている。
市職労 学校給食会は各校に設置されているのか。
市教委 市教委全体で一つだ。
市職労 それでは保護者から遠い。各校に懇談会を設置して保護者に近いところで議論す
 べきだ。

○ 議事録について
市職労 市職労で案を作成したものを市教委で確認し、議事録としている。議事録として
 確認されたものは、市職労ニュースやホームページで公開している。市教委とで確認し
 たものが市教委に保存されていないのであれば、それは市教委の文書管理の問題であっ
 て市職労は関知しない。

(2012.2.22 掲載)

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