学校給食調理業務の民間委託などについて交渉/議事録

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○ 高石市職員労働組合が学校給食調理業務の民間委託などについて高石市教育委員会と交渉を行った交渉議事録です。

        高石市教育委員会/高石市職員労働組合交渉議事録

日時 2011年11月15日(火)午後6時〜午後7時
場所 正庁北会議室
出席者 市教委 藤原教育部長、北口次長兼教育総務課長、西川教育総務課長代理
    市職労 吉田副委員長、溝之上書記長、小倉執行委員、山田執行委員他
議事要旨
・ 学校給食調理業務の民間委託について
市職労 学校給食調理業務を委託する理由は何か。
市教委 決算によると1食当たり経費が委託より直営の方が高いからだ。
市職労 正規職員が18人いるが、この正規職員を7校に配置して全校直営でするのと4
 校のみに配置して4校のみ直営でするのとでは、後者の4校直営の場合の直営校1食当
 たり経費が高くなるのは当然である。市職労は前者の全7校直営を提案している。全7
 校直営の場合は、直営4校、委託3校よりも年間3千万円程度安くなる。
市教委 決算では直営の単価の方が高い。
市職労 決算のことを言うが、直営校の単価が高いのは、正規職員を一部の学校に集めて
 意図的に作り出されたものだ。市教委は、「学校給食調理業務を業者委託する唯一の理
 由は、学校給食の質と安全を確保する条件は調理員が全員正規職員であることだが、直
 営校ではそれが確保できない。」と繰り返し説明してきた。これに変わりはないか。
市教委 市職労の提案からいけばそうならざるを得ない。
・ 第5次財政健全化計画案について
市職労 第5次高石市財政健全化計画案の資料では、2012年度と2013年度の2年
 間で全小学校の給食調理業務を民間委託するとなっている。本当に2年間で全部民間委
 託するのか。
市教委 平成18年に作成された「学校給食調理委託業務実施に関する基本方針」では、
 「各小学校の喫食数と学校給食調理職員の配置状況をみて順次調理業務の委託を進め」
 るとしている。第5次財政健全化計画案でも同じだ。
市職労 2006年7月21日の市教委が調理員に対して行った説明会において市教委は
 「最も若い31歳調理員が退職するまで直営校は残す」と説明している。これは現時点
 でも確認できるか。
市教委 そのような説明をしていることは今初めて知った。
市職労 これは市教委による調理員向け説明会での発言である。メモを作成して市教委に
 内容を確認している。それを今初めて知ったというようなことでは困る。退職者が出れ
 ばそれに応じて民間委託するというのが、喫食数と学校給食調理職員の配置状況をみて
 委託を進めるということの意味するところで、それが労使で確認された共通認識だ。し
 たがって、退職者が4人、5人と出ないと民間委託はできない。第5次財政健全化計画
 案の期間中の定年退職者は何人か。
市教委 2人である。
市職労 それでは、第5次財政健全化計画案の期間中にさらなる民間委託はできない。そ
 ういう理解でよいか。
市教委 定年退職者を考えればそうなる。
市職労 これまでの労使の共通認識に変わりはないか。
市教委 これまで学校給食委託基本方針に基づいて進めてきた。これからも学校給食基本
 方針にあるとおり喫食数と学校給食調理職員の配置状況をみて進める。
市職労 第5次財政健全化計画案の資料の数字は何か。
市教委 委託をした場合は収支がどうなるか示したものだ。委託実施の考え方は第5次財
 政健全化計画案本文記載のとおり喫食数と学校給食調理職員の配置状況をみて進めると
 いうものだ。
・中学校給食について
市職労 中学校給食の調理はドライシステムを要請する。
市教委 文部科学省の指導により、ドライシステムしかできない。
市職労 児童・生徒や保護者が調理場を外部から見られるようにすることが食育等の点で
 重要である。調理場を外部から見られるような設計にすることを要請する。
市教委 検討したい。
・ 市栄養士の職務について
市職労 これまで市教委は委託校に配置されている市栄養士を監督員兼検査員と説明して
 きた。これについて、市職労は、監督員として監督した業務を自ら検査員として検査す
 るのは意味がなく、高石市監督及び検査事務規程にも違反すると批判してきた。検査員、
 監督員は権限と責任があり、損害賠償の責めを負うこともある。市栄養士の位置づけを
 説明願いたい。
市教委 確認したい。
市職労 市栄養士の位置づけと関わるが夏季休業中の市栄養士の職務は何か。直営校の調
 理員は調理場の清掃等だけではなく食育用の掲示物の制作等にも関わっている。市栄養
 士の職務に食育も含まれるのなら、夏季休業中に調理員と市栄養士とが共同して作業す
 ることも必要なのではないか。
市教委 確認したい。
・ 学校給食の食材の放射性物質対策について
市職労 放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた牛の牛肉が流通して問題となった 
 が、高石市ではどのような対策を講じたのか。
市教委 汚染された稲わらを食べた牛個体識別番号が公表されているので、納品前にチェ
 ックされたもののみ納品させている。
市職労 調理場には牛個体識別番号が来ていない。法律では牛個体識別番号が来るはずで
 はないのか。
市教委 牛個体識別番号は現物と一緒に来なければならない。徹底したい。
市職労 これまでの課題が山積みとなっている。12月に再度交渉する機会を要請する。
市教委 承知した。

(2011.11.30 掲載)

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