加茂保育所民営化、無計画で無責任な方針決定が明らかに

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○ 高石市職員労働組合保育所支部機関紙「たんぽぽ」2011.9.8付を編集したものです。

       加茂保育所民営化、無計画で無責任な方針決定が明らかに

 9月7日(水)に高石市保健福祉部から高石市職員労働組合に対して加茂保育所の民営
化について説明がありました。
 はじめに、保健福祉部から、財政悪化の原因とその原因の一つである土地開発公社を、
50億円を起債して解散することについて説明がありました。加茂保育所の民営化につい
ては、高石市の保育のあり方検討委員会に対して保育の現状と課題について意見を求めた
ところ、子どもの安心安全のための環境整備が必要だとの意見があり、加茂保育所を民営
化して安心こども基金(※)を活用した全面建て替えによる耐震化を実現したい、との説
明がありました。
※ 安心こども基金は公立保育所の耐震化には使えませんが、公立保育所の耐震化には地
 方交付税や社会資本整備総合交付金による財政措置があります。

 子どもの安心安全と言うけれど

 市職労からは、市長は、公立保育所を3園残す、と言っていたが公立の役割は変わった
のか、公立保育所を2園にして公立としての役割をどう果たすのか、子どもの安心安全の
ために耐震化をするというが耐震診断をして以降の2年間何もしてこなかったではない
か、など次々に意見・質問が出されました。そして、やり取りの中で、保育のあり方検討
委員会が発足する頃には既に大阪府に安心こども基金の活用について確認を取り付けてい
たことが発覚しました。

 保護者の理解を得ると言いながら

 民営化対象の加茂保育所の保護者への説明会は、事業者選考委員会の委員報酬費を計上
している補正予算案の臨時市議会提案後で、しかも、その説明会では、民営化は保護者の
理解を得ながら、と言いつつ、一方で、保護者の100%が反対しても進めていきたい、
と明言しました。このような説明会の結果について、保護者の意見を反映させる気など初
めからない、市が一方的に決めて保護者にそれを押しつけているだけだ、と批判が集中し、
保護者の理解は得られてない、と言う部長に対して、そのように感じているのなら、部長
はどのような立場に立って仕事をするのか、と厳しい意見が出されました。

 高石市内部における検討はされていない?

 加茂保育所民営化の方針決定にあたって、高石市内部において、どのような場で、どの
ような検討がされたのか説明を求めましたが、一切説明はされませんでした。加茂保育所
の民営化という重大な決定にあたっての検討内容、検討経過を一切説明しないということ
は説明責任の放棄であって、自治体としてあり得ないことです。また、保健福祉部から、
公立保育所を2園にしたときにその公立保育所がどのような役割を担っていくのかはこれ
から考える、との説明がありましたが、これは、順序が逆の話です。先に公立保育所の役
割が検討され、方針として確立されるべきものです。これらのことは、加茂保育所の民営
化について、高石市内部においてまともな検討がされていなかった証明です。


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