高石市・高石市教育委員会が取石保育所、取石幼稚園を廃園し、民営化/認定こども園にすることを決定−当事者である保護者は決定に全く関与せず

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      高石市・高石市教育委員会が取石保育所、取石幼稚園を廃園し、
      民営化/認定こども園にすることを決定−当事者である保護者は
      決定に全く関与せず

 高石市・高石市教育委員会の取石保育所、取石幼稚園を廃止し、2011年度から民営化/認定こど
も園を設置するという突然の決定(2009年10月13日)を受け、2009年10月20日に市職労は抗議行動
を行いました。高石市・高石市教育委員会からは、福村保健福祉部長、浅井次長、園田教育部長が
出席しました。

 高石市の幼児教育のあり方検討委員会の審議が継続中なのに

 7月に高石市幼児教育のあり方検討委員会が設置されました。公民の役割分担や幼稚園・保育所
の連携も検討委員会の所掌事務とされ、実際に認定こども園についても議論されてきましたが、そ
の検討委員会の結論すら出ていない中での突然の決定であり、目に余るやり方と言わざるを得ませ
ん。

 それで公共的責任が果たせるのか

 抗議に参加した保育所支部、幼稚園分会の組合員からは「園児募集に応じてこれから公立幼稚園
に通うことを楽しみにしている子どもや保護者の気持ちを考えているのか」、「保育現場の声も保
護者の声も聞かないで決めていいのか。」、「それで公共的責任が果たせるのか。」など高石市・
高石市教育委員会に対する批判が多数出されました。

 園舎建て替えの財政的検討もされず

 また、耐震化のための園舎の建て替えには、認定こども園の4タイプにそれぞれ公私2パターン、
保育所で公私2パターン、幼稚園で公私2パターンと、多数の選択肢があるので、それぞれのパター
ン間で財政的な比較検討がされるべきですが、やり取りの中では、そのような検討をしているよう
には見受けられませんでした。

 早期の耐震化にかこつけた民営化/認定こども園の設置を強行するな

 高石市・高石市教育委員会は、認定こども園を耐震化とリンクさせ、早期に実現しようとしてい
ますが、本来、認定こども園と耐震化とは別の問題です。早期の耐震化にかこつけて民営化/認定
こども園の設置を強行するべきではありません。子どもたちの当面の安全を確保しつつ保護者の意
向、要求を基に慎重に検討されるべきです。

 スケジュールも無理では

 2009年度中に民営化/認定こども園を受ける事業者を決め、2011年度に民営化/認定こども園に
するとのスケジュールも示されましたが、幼稚園と保育所とを合体するような大きな事業を、事業
者はわずかの日数で応募するかどうかを判断し、書類を用意しなければなりません(事業者の決定
までに5ヶ月ですから、事業者が認定こども園を受けるための方針・計画を作成し、必要書類を用
意するのにわずか2ヶ月程度しかないと思われます。)。そのような短い日数で、受けるという判
断のできる事業者があるのかどうか、高い水準の方針・計画を作成できるのかどうか、事業者の決
定ができるのかどうか、スケジュールも無理と言わざるを得ません。受ける事業者がなかったとき
はどうするのでしょうか。

 なお、この日の抗議行動では、取石保育所、取石幼稚園を民営化/認定こども園にする理由は明
確にはされませんでした。

(2009.10.22 掲載)

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高石市職員労働組合 「高石まちづくり情報」
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