不純な動機の高石市立保育所・幼稚園の一次耐震診断

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○ 高石市職員労働組合機関紙(2009.10.13付)から転載しました。


        不純な動機の高石市立保育所・幼稚園の一次耐震診断

 小中学校の耐震化工事は、2009年、2010年の2年ですべて終了します。しかし、保育
所・幼稚園の耐震化は、耐震診断すら行われていませんでしたが、ようやく今年の8月に
一次耐震診断が行われました(市職労は二次耐震診断を要求)。その結果は、必要な強度
を満たすとされる一次耐震診断によるIs値0.8未満の棟が相当あり、大規模地震で倒壊
又は崩壊する危険性が高いとされるIs値0.3未満の棟もいくつかありました。
 小中学校の耐震化は進めているのに、なぜ保育所・幼稚園の耐震化は進めていないので
しょうか。幼稚園・保育所の一次耐震診断予算を計上した2009年6月議会で理事者は、「公
立幼稚園につきましても、保育所とあわせまして耐震診断を今回実施いたしまして、本市
における幼稚園と保育所の今後のあり方を保健福祉部とも連携した中で、検討していく参
考としていきたいというふうに考えております。」としか説明していません。また、保育
所や幼稚園の一次耐震診断結果の説明会の案内には、一次耐震診断を実施した目的につい
て「(高石市幼児教育のあり方検討)委員会の参考資料とするため」としか書かれていま
せん。つまり、一次耐震診断は、幼稚園と保育所の今後のあり方=幼稚園・保育所の統廃
合、民営化の参考資料とするため実施したのであって、子どもの安全を図るために実施し
たのではなかったのです。
 文部科学省は、スクールニューディールの説明文書で次のように述べています。「将来、
改築や統廃合、用途廃止が行われる予定がある場合でも、現在、児童生徒が施設を利用し
ている以上、法律を遵守する必要があり、全ての施設について耐震診断を実施しなければ
ならない!いずれ耐震補強等を実施する前に第二次診断等を行う予定であることから、現
時点で耐震診断は不要であるという解釈は誤り!」
 高石市が行った保育所・幼稚園の一次耐震診断は、不純な動機であったといわざるを得
ません。

(2009.10.13 掲載)

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高石市職員労働組合 「高石まちづくり情報」
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